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活字離れとこれから

本当に進んでるのだろうか?

"活字離れ"をwikiでも良いが調べると、新聞や読書から"離れる"こと。

"紙ベース"で考えると新聞、書籍から"離れ"ている。


しかし、活字イコール書かれたもの、となると様相が変わる。

メールやLineなども入れると相当だが、少なくとも"読む物"に限定してもオンラインのニュースや記事、携帯小説などに代表されるネット上での創作物、ブログやツイッターなどなど、明らかに昔にはなかったものが多く生まれてきている。

昔よりは読むものが溢れ、その結果読む媒体が移り変わり、もしくは分散され、結果的に新聞や書籍が売れなくなっている可能性が高い。


自分も本は好きだし、無くなって欲しくはない。それに無数に読みたい本は溢れ、追い付かないくらい。でも、それを創り上げる人は作家から始まり、出版や取次、本屋さんまで多数あって利益が上がらなきゃ成り立たないし、携われなくなる。

「活字離れ」は深刻で、利益が上がらなければ出版文化そのものの危機。それはよくわかる。

どうにか「読む人」を増やし、「本を購読する人」を増やし、利益を上げ・・・というのも大事。しかし、上記のような状況で、その方法だけを追求しても難しいだろうと思う。

簡単ではないけど、無料コンテンツでも別に利益を上げる方法をネット媒体等では模索し、取り組んでいる以上、新聞や本も更に値が下がっていっても利益を確保できる方法はないだろうか?

素人考えなので、簡単ではないのは百も承知だが、どうにか生き残る方策を練りだして欲しい。

スポーツ業界でも、指導者などでも同じようにより良い方法を模索し、結果を残す、育成する、生き残りを図るなど、日々工夫し、取り組んでいる。あれこれやっても容易に結果が出てくるわけでもないし、数々の試行錯誤を礎に連綿と取り組み続けている。旧態依然のままでは淘汰されることも多い。

もちろん、本などに関する業界も同じだろうと思う。好きな本のことだからこそ、画期的なシステムを導き出して欲しい。そう願う今日この頃。


~おまけ~

オンライン媒体でも、別の部分でも稼ぐことが出来、プラス出版などしている作家さんなどは強いだろうな、と思う。品質は必要だけど、多作だったり、マルチに稼ぐ力、発信力は不可欠だろうと思う。

沢山の面白い本を書く人が多い時代だが、売れなければいずれ読むチャンスもなくなってくる。新しい代用品はあるだろうけど、でも、その作家さんの作品をもっと読みたい!とも思う。

本屋さん、音楽も同じで、厳しい世界だとは思うが、どうにか打開策を見出して欲しい。

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