仕事をしていて一番多く発生し、困る要件は

「お金に関すること」「契約に関すること」

立場が完全に対等なら、依頼者に対しはっきりと言える、聞けるかもしれない。

元々はっきり聞ける人ならいい。

しかし、多くの人はどうしてもなかなかそこを詰められなかったり、

足元を見られたりして不利益を被ることがある。

昨今、ブラック企業がどうの、と言うが、これは内々に向けての話で、

外部に向けては「コスパ向上」という名目で圧してくる場合もある。

仕事を依頼してきて金銭や求める取引、仕組みや納期をどんどん依頼側の都合で変えられるのは論外だが、そもそも報酬をはっきりしてくれない、契約がいつ終わってしまうか解らない、無理なノルマを押し付けてくるなども多い。

受け手側はプロとして稼ぎ、生活しているわけで、もちろん、クライアントも一つだけでずっとやっているわけではない。

それを依頼者側が「依頼した」「契約した」一言で徹底的に拘束できるはずはないはず。

受け手側もプロとして身に付けるのは専門スキルだけでなく、こうした悪質な依頼者に対抗し、きちっと対等に「お金に関すること」「契約」を話しできるように交渉力を磨くことが大切である。