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【400字小説】無題と見せかけて、、、

カネコアヤノのパーカー、まだ着られる季節。
貯金しておいて良かった、新作パーカー気に入って。
カネコアヤノに会えたらって妄想。
絶対握手してもらう、強要。
それは何ハラスメントっていうのかしらね。
サインはもらわない。
吉野さんにも向井さんにも
要求しなかった、個人的には。
吉野さんに握手してもらったことは覚えてる、
向井さんとはしたっけ?

緊張して。

「写真撮ってください」とも言えなかったな。
っていうか言わなかった。
たとえばライブ中に動画撮ってる人いるじゃない?
あの感覚が理解できない。
生をなんで堪能しないのだろう。
写真とか撮ってても、ライブの良さが薄まるよ。
アメリカンコーヒーがお好き?
できるなら、エスプレッソに集中して
苦味を感じたい。
たった一杯でいいから味わってやるのさ。

もう夢は叶わないのかな。
カネコアヤノにも会えないだろうなあ。
一対一でね。
あの人にカネコアヤノグッズで
着飾っている姿を笑われたい。

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