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Zoom+Scrapbox+YouTubeを利用したオンライン成果発表会(卒論発表会)

今回の卒論発表会および、B3/M1/M2の進捗発表会については対面で実施できると楽しみにしていたのに、なかなかままなりませんね。今年度もオンラインでの実施となりました。

さて、そのオンラインでの成果発表会については、これまでも下記ページのようにRemo+Scrapboxという形式で実施してきて、各発表について事前にScrapboxのページを作成し、そちらにポスターの画像を貼っておいて、発表に対するコメントをScrapboxに書き込んでもらう形式をとって、とても良い感じでした。

ただ、Remoだとテーブルあたりの人数に制限があること、また成果発表会のときは外部の方もいらっしゃるので、時間を厳密に管理することが難しく、タイミング悪く部屋に入ってしまうといつまでたっても説明を聞くことができず、また質問することもできないみたいなことが起こっていました。

ということで、今回も各発表についてScrapboxを使うものの、RemoからZoomへと変更しました。また、口頭発表はZoomのメインルームで、ポスター発表はブレイクアウトルームを使用するように変更しました。ちなみに下図はポスターセッションの様子ですが、13人とかいる部屋があったので、Remoでやってたらアウトでした(上限6名のため)。

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また、説明を聞くタイミングが合わない問題をなんとかするため、発表者の学生さんたちに5分程度の説明を事前に動画を撮影してもらって、動画をYouTubeに限定公開してもらい、それをScrapboxの発表ページに貼っておき、各自で視聴できるようにしてみました。

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上から、ポスターの画像、説明動画、関連資料、そして質問・コメント領域とつながっています。この質問・コメント領域に、聞いている人がどんどん書き込む形式となっており、この下にもずらずらずら~っと質問やコメントが並んでいました。

実際やってみた感想ですが、かなり盛り上がっていました。やっぱりこういった機会にScrapboxを利用するのはとても良いですね。とはいえ、これだけ書き込みがあるのは、研究室の学生さんたちがコメントだけでなく雑談なども書き込むので、書き込みのハードルがかなり下がっていたのが大きいようにも思います(実際、他の参加者の方々からそのようなフィードバックがありました)。下図は、ある口頭発表(12分間=8分発表+4分質疑)に対する書き込み。

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一方、説明動画については期待したほどには視聴されていない感じでした。これは、ポスターセッションの時間を例年に比べ長めにとって余裕があったことや、聴衆のタイミングが合ってしまっていたことなどが大きかったのかもしれません。もう少しポスターセッションの時間を短く設定し、また参加者の数も多かったらもっと活用されたかもしれません。

次年度はいい加減対面に戻って欲しいところですが、オンライン開催だと、他大学の先生や企業の方々、OB/OG、遠方の他大学の学生さん、そして学生さんのご家族などにも気軽にご参加いただけるので良いですね。対面とオンラインのハイブリッドが良いかなぁと今から頭を悩ませています。

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