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結婚式の挨拶だけは緊張する

しくみデザイン初の新卒入社をしてくれた子の結婚式に出席しました。はじめてで唯一の社会人経験がしくみデザインというのは果たして良いのか悪いのか(笑)。

勤め先の社長ではあるので、乾杯の挨拶を頼まれました。乾杯の挨拶って、長いとうっとうしいし乾杯だけだと寂しいし、なかなか難しいよね。とはいえ、もうすっかり人前で喋ることに慣れてしまったので、原稿は用意せず話すトピックだけ決めてた・・・んですが、出番の直前で話すことを変えちゃいました。ライブ感。

そんな感じだったので、全然緊張しなかったかと思いきや、結婚式の挨拶だけは緊張しちゃうんですよね。

自分がプレゼンするときとかは、外国で英語でのピッチでも何百人かいる前でのスピーチでも、はじめての授業でも、全然平気なんですが。

この違いは何かっていうと、自分が主役じゃないからなんです。

自分がピッチする時は上手くいこうが行くまいが自分に返ってくるだけだし、やりたいようにやれば良いだけだからなんともないんですが、結婚式は新郎新婦が主役ですからね。大失敗したらダメージを受けるのは僕じゃなくて新郎新婦。こわい。

乾杯の挨拶なんて何を言ってもどうせ誰も覚えてないんで、本当はそんなに緊張することじゃないんですけどね。

僕が過去一番緊張したのは、大学の時の友人の結婚式のスピーチでした。

はじめて自分がしゃべることを原稿に書きました。
そしてその原稿持ってる手が震えてたので、あ、俺こんなに緊張することあるんだ、ってもう一人の自分が思ってたくらい。そして何喋ったのか覚えてないし、ウケたのかウケてなかったのかも把握できてなかった。(いつも講演するときは相手の反応見ながらしゃべり方変えたりしてるくらいなのに)

ああ、思い出そうとしたら恥ずかしくなるな(でも緊張してたことしか覚えてない)。

その頃からは歳もとって経験を重ね、時間とテーマがわかればなんとなく講演とかできちゃうようになりました。

でもね。

今一番緊張するのは、自分じゃなくて娘の発表会やコンクールなのです。見ているだけ何もできないんだけど、緊張マックスです。結果もでちゃうし。

自分以外の人が主役の物語に関与するときに緊張しちゃうんだな。

ちなみに、娘はステージに立つときに緊張しないらしい。ちょっとドキドキするけどそれは緊張じゃなくてワクワクなんだよ、とのこと。

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