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知覧へ。3日目。

鹿児島3日目

3日目は昨日行けなかった、知覧に行こうと決めて、オフの日にしては、珍しく少し早起きをしてバスで80分。知覧へ向かった。

結論から言うと、この順番で良かったなと思う。昨日を含めて、桜島→特攻隊の平和会館→武家屋敷。

知覧の特攻隊の平和会館は、もうずいぶんと前から興味があって、それこそテレビを見ているときに、ここに行きたいなと思っていた。
いろんな情報があるから、大体どんな感じなのかは想像できていたし、きっと、まぁ涙なしには見れないだろうなとは思っていたから、行きたいけれど、行きたくもないような。ちょうど陸上部だった僕が、テレビで箱根駅伝が見れない感覚に近い。伝わるかな。

平和会館に到着して、いろいろ模型や展示物を見て回った。やはり目が行くのは、隊員たちの遺書。
改めて、目にして。気持ちが、心情が否が応でも伝わってくる。
もちろん検閲なんかが、あっただろうから、ホントのホントの事は書けなかったのかもしれない。けれども、それでも十二分に伝わってくる。
心の内側。親を、兄弟を、そして母を想う気持ち。

なんだか胸がいっぱいになってしまって、全部読みきる前にもう無理だ。出ようと思った。
出口のところで売ってあった本を購入した。その本には全ての遺書が載っているという。
なんだか途中で出てしまうことへの罪滅ぼしのような気持ちで。


がんばれがんばれ
と言う言葉と、
あー、あまいあまい
と言う言葉と。

言ってもらった、その口調、そのまま
脳内で何度か鳴ってる。


精一杯もっと、精一杯。



武家屋敷の庭園はどこもとてもかっこよくて、しかもほとんど誰もいなくて、1人でその通りを歩いたり、庭園を見て周った。
そのかっこよさが、その佇まいの、かっこよさが、なんというかいろんな気持ちをニュートラルに戻してくれるような、そんな時間だった。本当にかっこよかった。

武家屋敷の庭園



鹿児島。

鹿児島と言えば、かるかんとさつま揚げとボンタン飴。
ところが、いざ来てみて調べてみたりすると、おいしそうなお店がいっぱいある。笑。

ボンタン飴



もう何度も来てる鹿児島にも、知らない場所も知らない事も、ほんとに山のようにある。
当たり前の奇跡というやつを、改めて感じながら。


次はどこへ行こうかな。

また、必ず。

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