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「お疲れ様です」に感じる違和感

 「お疲れ様です」この言葉を日常的に使う人も多いだろう。バイトや団体の会議の始まりと終わり、業務中に同期に出会ったとき、日常の様々な場面で使う。

 これは「お世話になっております。」「宜しくお願い致します。」などと同じようないわゆる「定型表現」だろう。

 しかし、職場ならまだしも「学生団体」や「サークル」でこの言葉を使うことに、やや違和感を覚える


 「お疲れ様です!今回は○○について連絡します!」


 ある日の学生団体でのLINE。何気ない言葉であり、多くの人はこれをスルーするだろう。また、その日の夜に行われたミーティングでも「お疲れ様です」から始まり「お疲れ様でした」で終わる。

 ただ、自分が好きで入った組織に対して、たとえハードな業務であっても、「疲れる」とは言いたくない。「やりたくてやっている」から。「好きだからやっている」から。

 「お疲れ様です」にはどこか負のイメージを感じる。「苦行」のような、「いやいや」のような、「やってくれている」のような。いや、確かに疲れることは疲れるものもあるのだが、もっといい言葉ないかなあと。

 

 公私の区別、時間を割くことへの申し訳なさ…いや、そもそも考えるよりも先にこの言葉が出てしまうのかもしれない。ある人は「挨拶として時間を問わずいつでも使えるから」と言っていた。いやいや英語の「Hello」じゃないんだから。

 日々の労いという面もあるのかも。「いろいろ忙しい中この仕事(役割)をやってくれてありがとう」という。

 

 それよりも、個人的には「おはようございます!」「こんにちは!」「こんばんは!」で始めてもいいのかなと思う。そして終わりには「ありがとう」で終わる。

 思えば、お疲れ様です、という言葉を使い始めたのも大学生になってからなのではないか。高校時代までは「お疲れ様です」という言葉を使うことは(運動部であった私にとって)ほとんどなかったように思うし、先輩へのあいさつも上記3点を使うことが多かった。

 「ありがとう」を日常的に使うことに抵抗がある人もいると聞く。だが、お互いを思いやる気持ちという面では「お疲れ様です」よりも「ありがとう」のほうが、どこかあたたかい気持ちにならないだろうか。


人が「お疲れ様です」ということに強制はしない。
ただ、自分の中では「こんにちは」「ありがとう」を使いたい。


 note初投稿となる今回は「お疲れ様です」に関する違和感について書いていきました。もちろん読む人によって賛否両論はあると思うので、個人的な日記として、「へー、こうした考えを持つ人もいるんだ」程度に読んでいただければ幸いです。

 日常の記憶は今しか記録できない。だからこそ記憶を記録したい。

 

 次回以降も感じたことを言語化するトレーニングとしてnoteを活用していきたいので、よろしくお願いします。

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