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「旅するように暮らし、暮らすように旅したい」社会人3年目のひとりごと。 人見知りだけど…

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「旅するように暮らし、暮らすように旅したい」社会人3年目のひとりごと。 人見知りだけど思いは強い。熱意を持つ人の伴走者でありたい。そして、「地方」「地域」という選択肢を当たり前にしたい。 日曜夜更新。

マガジン

  • 小さなしあわせ

    日常の何気ない生活の中で見つけた、感じた小さなしあわせ。日常を振り返るきっかけに。日々をしあわせに生きるチップとして。

  • らしさ記事

    これまでに「スキ」を多くしていただいた記事のうち、 個人的に「自分らしいな」と思う記事を集めています。

  • 振り返り

    何気なく過ごしていると忘れ去ってしまう日常。 ほんの少しの光を、集めておくもの。

  • 備忘録

    今しか書けないこと。後から見返して恥ずかしいと思うかもしれないけど。

  • 小さな違和感

    日常で感じた小さな違和感。一度は「ん?」と感じたような、またはこれからどこかで感じるような、そんな違和感をまとめました。

最近の記事

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志望動機を「作る」ことへの違和感

就活が(名目上)解禁されましたね。 僕も就活生の一人として、企業との出会いにワクワクする一方、説明会やESのラッシュが訪れ、日々一年後の未来のために戦っています。 さて、多忙なこの時期ですが、みなさんはエントリーする企業をどのように選んでいるでしょうか。 今回はその中でも「志望動機」がテーマです。 就活生かつ継続中の身の意見なのであくまでも参考までにといったところですが、「志望動機が書けない!」と悩む方に、何かしら響くものがあれば幸いです。 ちなみにもし現段階23卒かつ就

    • 里山を歩く。友人と話す。そんな充実した1日~寺家ふるさと村~

      せわしない毎日を過ごしていると、ふと自然に触れたくなるときがある。 川の音、鳥のさえずり、森林特有の澄んだ空気。オン・オフ問わず押し寄せる情報の波に飲まれかけた自分を引き戻してくれるような、そんな感覚が自然にはある。 数か月前まで住んでいた家から身近なエリアにも、そうした「自然」があった。関西に住んでいた時分には(今思えば偏見だが)「(東京, 横浜)=都会」などと考えていたが、想像以上の豊かな里山が広がる場所が実は複数個所存在する。 今回、久々にその地を訪れたくなり、友人

      • 友人主催の少人数イベントに参加して分かった、「居心地のよい関係性の広げ方」

        社会人になって、学生時代よりも「友だちを作りにくい」と感じていた。 イベント交流会、時にはビジネス系のイベントにも顔を出すも、その場では盛り上がってもその後が続かない。続いたと思ってもちょっと怪しそうな感じがして、どこか距離を置いてしまう自分にもやもやしていた。 先日、たまたま友人主催のイベントに参加した。 その友人に会うのは久々だったということもあり、また、テーマが「やりたいことリストを作る」という興味のあるものだったため参加したのだが、そこで出会った方は自分にとって非

        • 地域のパン屋さんで感じた、「何事にも代えがたい幸せ」な時間

          ふと立ち寄りたくなる、焼き立てのパンの香り。 パン屋さんのある街が好きだ。 お気に入りのパンは、それだけで幸せな1日にしてくれる。 日常使いできるお手頃なパン屋さんもよいし、こだわりの食材を使ったちょっと特別なパン屋さんも好きだ。スーパーで買うよりちょっと高いけれど、格別に美味しいと感じるのはパン屋さんで買うという「体験価値」のためだろうか。 今日、前から気になっていたパン屋さんに初めて行くことができた。店内で購入したサンドイッチを食べていると、やはり幸せな気分で満たされ

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        志望動機を「作る」ことへの違和感

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        • 友人主催の少人数イベントに参加して分かった、「居心地のよい関係性の広げ方」

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        記事

          家具店で購入した棚の説明書から学んだ「認識齟齬を限りなく0にする」ということ

          先日、仕事で他部と認識を合わせることがができておらず、結果として発生したミスがあった。ミスは他責にせず自責にすること。このミスを乗り越え成長するために、頭では分かっていても「いや、ちゃんと伝えたんだけどなあ」となんだか腑に落ちない部分もあるのが本音だった。 そんな話をしていると、上司から2つのフィードバックを頂いた。 「目的思考」による着手と、手段としての「認識齟齬を限りなく0にすること」だ。 前者については聞いたこともあるし、大枠が決まっていないとどう動いていいのかわか

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          どんなときも、どんな場所でも。いつまでも、まち歩きをたのしめるおとなでありたい

          自分に必要な本は、よきタイミングでおのずから目の前に現れるものだと思う。 今回、旅の途中で入ったとあるカフェで出会った一冊の本。タイトルに惹かれて手に取ると、そこには日頃考えていることへのヒントが示されていた。 いくつになってもまちに飛び出す冒険心は忘れたくないし、いつまでも歩くことをたのしめるおとなでありたいと、改めて思える文章に出会えた。 後輩に誘われて、久しぶりに白河へと向かうその道中、黒磯で電車を降りる。以前から気になっていた那須塩原市立図書館「みるる」、そして

          どんなときも、どんな場所でも。いつまでも、まち歩きをたのしめるおとなでありたい

          新規開店したラーメン屋さんから学んだ「ちょっとしたミス」のフォロー

          だれしも、どの業種でも、「ちょっとしたミス」は起こり得るものだろう。 起こってしまったミスは仕方ない。だからこそ、ミスをした直後に「どう行動するか」が、その後の印象を決定づけることが多い。 先日、新規開店したラーメン店に行ったとき、偶然その一端に触れる機会があった。 ちょっとしたミスが発生してからの謝罪、そしてそのフォローがスムースかつ非常に丁寧で、食べ終わった後にはまた絶対に行きたいと思えた。 ミスをして落ち込みがちな自分への備忘として、また、そんな後輩が今後現れた時の指

          新規開店したラーメン屋さんから学んだ「ちょっとしたミス」のフォロー

          3度目の引っ越し。寂しさと、次への期待と、何とも言えない「エモさ」。

          人生3度目の引っ越しを経験した。 1度目は実家からの移動だったため、「部屋を空にする」必要があるのは今回で2回目。前回の引っ越しの際に考えたことを見返しているが、そうそう考えていることは変わっていない。今回はさすがに距離の問題で親に来てもらうことは難しく、自分1人で荷造りやら掃除やらを行ったのだが、やはり孤独感は否めず、改めて「掃除を手伝ってくれたことのありがたさ」を実感した。 「引っ越し」という出来事は、これまでの日常が非日常になり、非日常が日常になるというちょうど区切り

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          「三振できるうちに」

          この春、社会人になる後輩2人と会った。 出会った当時は彼女らは大学2年生。「もう社会人か」2歳差だから社会人になるのは当たり前のことだけど、ちょっとした驚きと感慨を隠せない。 出会いと別れの季節、春。あと1か月もすれば、うちの会社にも新卒が入ってくる。「もう僕らが社会人3年目なんて!」隣に座る同期と話したのも1か月前。きっと1か月後もすぐにやってくるのだろう。「22卒」という言葉すらも身内で使う以外にはほとんど聞かなくなり、死語になる日も近いのかもしれない。 とはいえ、僕

          「三振できるうちに」

          フルマラソン完走。足つり防止と安定した走りのために行った、「当たり前だけど重要なこと」

          先週末の京都マラソンに出場した。アップダウンの激しいコースへの恐怖や練習量不足による不安が募っていたが、結果として3時間48分(ネット記録)で完走し、昨年11月の記録を10分縮めることができた。学生時代の記録にはいまだ40分ほど及んでいないが、自身で設定していた目標は達成することができたので、リハビリ期間のリベンジとしてはある程度、自信の持てる結果となった。 振り返れば昨年11月は、悔しさが残るレースだった。前半は快調だったが後半で失速。特にラスト8キロでは左脚がつり続け、

          フルマラソン完走。足つり防止と安定した走りのために行った、「当たり前だけど重要なこと」

          XやSlackで見かける、「1on1したい人ぜひ!」投稿への若干の違和感

          「1on1募集!」「1on1しましょう!」「1on1したい人いればぜひ!」 最近、高校生や大学生がこのような投稿をしているのを何度か目にしたことがあるのだが、文脈によってはこの類の投稿に、若干の違和感を覚える。 おそらく、社会人になってからの上司との「1on1ミーティング」が当たり前になった今、そして、自分が学生時代にもほぼ同様の意味で使っていたこともあり、最近の学生の「1on1」とは異なる意味合いで考えているためだろう(おそらく)。 言葉は変化するものだし、その流れを引

          XやSlackで見かける、「1on1したい人ぜひ!」投稿への若干の違和感

          「社会人2年間の結果、いろいろあっても当然なんだよ」

          「どうでもいいけどどうでもよくない報告」があると聞き、急遽、同期全員で集まった飲み会。たわいもない話で場を温めた後に出てきた彼の言葉は、「結婚」と「退職」だった。 いきなりの報告だったが、そこまで驚きはなかった。 「そろそろか」と思っていた自分もいたから。 聞いてみると、他の同期もキャリアに対して何かしら考えているようだ。もちろん、僕もその1人ではある。なにもしなければ忙しなさに任せて流れていく、そんな毎日でも、一時的に立ち止まって考えたい時期というものが、この2年目の終

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          「社会人2年間の結果、いろいろあっても当然なんだよ」

          落ち込んだ時に救われた、2人の「異なる部署」の先輩

          社会人2年目もあと少し。4月にはまた新卒が入ってきて、社会人の3年目になることを考えると、時間が経つのは本当に速いなと思う。 2年間、特に営業からコーポレート側に異動後の1年間で、少しずつできることが増えてきた実感がある。直属の上司からも「成長したね」「今回の資料すごくよかった」と言われることもちらほら。上司からの厳しいフィードバックを受けた時の口癖も、「期待に応えられず申し訳ない」から「上司のレベルに追い付けずに悔しい」へと、少し前向きに変化した。 ただ、とはいえ順風満

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          ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力②~本題~

          前回に引き続き、中央林間図書館についてのお話。 なお、前回は思いのほか「導入」で筆が進みすぎた結果、本題に入ることができなかった。 既にご存じだった方には完全に蛇足。すみません。 今回こそは中央林間図書館の魅力をご紹介したい。 なお、たまたま今回の投稿が目に留まった方、よろしければ前回の投稿もご覧ください。目次の番号は連番としています。 4.前提:商業施設内の図書館 中央林間図書館の概要について、大和市のウェブサイトには、下記の記述がみられた。 また、上記の「商業施設

          ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力②~本題~

          ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力①~導入~

          本のある空間が好きな僕にとって、「地域の図書館」はひとつの注目ポイントだ。 その場で(開館時間中は)好きなだけ読むことができる。その場で読み切れなくても、地域住民で貸出手続きを行えば続きを家でも味わえる。図書館は、僕にとって「未知なる本(書籍)との出会いの場」であり、「好奇心をはぐくむ場」であり、また「自分と向き合う場」でもある。 そんな図書館だが、最近は「目的地となる」図書館が増えているように思う。全体的な場が素敵だったり、建築的な特徴だったり、その要素としては様々。た

          ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力①~導入~

          東京ビッグサイトの移住フェアで本当にあった、知人との「偶然の出会い」

          何千人も訪れる東京ビッグサイトでのイベント。この広い会場で、まさかノーアポで知人に会うなんて、まったく予想していなかった。 たまたま先週、18きっぷで関西から東京に移動中に読んでいたほぼ日「小ネタの恩返し」にて「京浜東北線の反対方向行きにたまたま知り合いが乗っていて本当にびっくりした」的な投稿があり「ほんまかいな」と思っていたが、そこまでいかないものの、それに近いことが昨日、自分の身にも起こってしまった。 どうやら「偶然の出会い」というものは本当に存在するらしい。興奮冷めやら

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