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ここ二年くらいに体験した面白コンテンツについてのまとめ


大体ここ3年くらいで見たり/体験したりした面白コンテンツについて、急にまとめたくなったので、書きます。


①イマーシブシアター「Venus of Tokyo」


東京お台場のヴィーナスフォートでやっていたイマーシブシアター。


イマーシブシアターというのは、「体験型演劇作品」のことで、一般の舞台のように観客席に座って物語を眺めるのではなく、舞台となる空間を観客たちも動き回り、演者たちを間近で見たり、演者たちとやりとりしたりできるもの。作品によってはちょっと謎解き要素が入って、舞台となる空間の物に触ったり、演者とコミュニケーションを取ったりして、観客の行動が物語の結末に影響する場合もある。
「Venus of Tokyo」(VoT)は、「Dazzle」というダンスカンパニーが主催したイマーシブシアターで、特別な客しか入れないオークションに参加し、そこで起きる事件を目撃する。。というのが大まかなあらすじ。
「Dazzle」主催のイマーシブシアターは、ストーリーも登場キャラクターも、「こんなんオタクはみんな好きですけど?!??!」という要素の連続で、本当に満足度が高い。あとダンスがものすっごくかっこいい! OPというか、導入のシーンからもう最高です。VoTのOPは、仮面をつけて演者たちが入ってくるのだが、それを盛り上がるところでみんな一斉に取るんだよ。最高!
VoTは何部屋も使い、さらに登場キャラクターたちがそれぞれ違った動きをするので、一回ですべてを把握することができないのが、沼ポイント。通うしかない!しかも、一つのキャラクターに複数の演者が割り当てられており、それぞれ違ったダンスやキャラ解釈をするので、好きなキャラクターがいたら、それぞれ演者による違いを比べたくなり、また通う要素が増える!さらに、なんと会期中に謎解き要素やエンド分岐が増えた!長期イマーシブシアターならでは!通う要素が増える!何回も行きたくなる!行った!本当に沼!これが沼!
全然魅力を伝えられている気がしないけど、「Dazzle」のイマーシブシアターは、凝ったコンテンツが好きなオタクには刺さると思う。
私の好きなキャラはダントツで鑑定士(Dazzle・高田秀文さんのファンです!)だが、医者は全演者制覇したと思う。富豪も全部見たかな? そこそこの回数いったので、演者はまあまあ制覇しているはず。EYAMAXさんの富豪は本当にやばかった。いや、本当にやばかった。魔王富豪。本当に魔王。
あと、VoTで水島渓さんを知った。ファンになりました。水島さんのVoT医者は伝説です。好きです。白衣の靡が最高です。「Unseen you」の画家も楽しみにしてます。12月に見る予定。今からそわそわしてる。
ちなみに、先ほど出た「Unseen you」は、VoTと世界観を同じくするDazzleのイマーシブシアター作品で、現在公演中なので、ぜひ見てほしい。これもOPシーンからやっばいので。こちらは庭師が好きです。長谷川達也さんの庭師は本当にずるいです。
(VoTもたまにオンラインでライブ配信してた映像をアーカイブとして配信していることがあるので、機会があれば見てほしい。いや〜沼ですよ。)
Dazzleはほかにも、「Lost in pages」という、日本近代文学がちらちら出てくるイマーシブシアター作品も公演中なので、こちらはこちらで好きな人多いかと。
(2023年11月現在の)東京住みの長所は、Dazzleのイマーシブシアターを観やすいところです!これは本当です!東京最高!Dazzleのイマーシブシアターをすぐ見られるので。


②ドラマ「鎌倉殿の十三人」


面白すぎただろ。魅力はいろんな人が語り尽くしていると思うけど、それでも昨今の面白コンテンツとしてあげさせてもらう。昨今の面白コンテンツとしてまずあげたいのはこれ。大河ドラマだから民放ドラマより長いけど、全然飽きさせない。というか、後半に行くにつれどんどん面白くなる。すごい。
歴史物ということで、歴史を知っていた方が楽しい。のはあるのかもしれないけど、歴史を知らなくてもものすごく楽しめる。むしろ、先を知らない方がハラハラ度合いは増すかもしれない。(歴史に詳しく、先を知っていたら、「ああ、でもこの先。」と別の視点での楽しみ方ができるが、史実をなぞるだけのストーリーではないので、楽しめること間違いなし!)
こんなに面白い映像作品をみて、みんなが面白いと思って、みんなで同時に視聴して、わいわい騒ぐ。なんだか、ある意味ですごく健全な視聴体験だったなとも思う。個人的には、変な誇張や苛烈な騒ぎ方も、多くなかった気がする。作品が十分面白いので、「こうだったよね!?」と感想を語り合うだけでもう楽しいというか。。。解釈合戦があまりなかったような。
下手にどんでん返しをしたり、センセーショナルな展開にするのではなく、演技とストーリーの緻密さ、台詞回し、演出で視聴者を引き込んでいた。小栗旬の演技がめちゃくちゃよかったよな。。。
それと、個人的には、ドラマのなかで説明しすぎないのもすごくよかった。今まで見てくれてた人なら読み取ってくれるよね、という信頼を感じて、嬉しかった。
三谷幸喜という脚本家、やはりすごいよ。なんだこの人は。
(翌年があの古沢良太ということで、どうするのかなと思ったが、こんな素晴らしい大河ドラマを放映して、さぞかし古沢良太にはプレッシャーだったことと思う。でも、「どうする家康」も面白いです。「どうする?!」というキーワードの使い方がうまい。)

私と同居人はさほど趣味が被っていないのだが、「鎌倉殿の十三人」は二人で楽しみにして、感想言ったりなんだりしていたな。幅広い人に「面白い」と思ってもらえる作品だと私は考えているので、そういう意味でもまずおすすめする。面白いものが見たかったら、ぜひ「鎌倉殿の十三人」を!


③アニメ「オッドタクシー」


本当に面白かったね〜〜〜〜〜此元和津也も天才だよな。台詞回しと展開が。。。さらっと重いことを言って、さらっと伏線を回収して。かっこいいんだ。
オッドタクシーは、こう言っては悪いが、放映前に変な過剰宣伝や期待がされないくらいの露出だったのが、またよかったと思う。「面白そう〜〜」って見始めたら、「おいおいなんだよこれやばいじゃんかよ!」ってのめり込んだ感じ。
伏線や本編以外の展開が丁寧で、すごくよかったな。いや、本当に毎週楽しみだった。引きがうまいんだよなぁ。フォロワーとウォッチパで見ていた時に、「このアニメは視線誘導がすごくうまい」と言っていて、なるほどと唸った。基本的に作りが丁寧。音楽がまたね〜〜VaVaさんとかPUNPEEさんとか、おしゃれなのよ。また全話見返したいな。
(個人的には、Mellow YellowのK。I。Nさんの名前が出たのが嬉しかったぜ。令和のアニメにK。I。Nさんの名前出ることある? K。I。Nさん好きなので嬉しかったよ。)(しかも「最初にフリースタイルしたのはK。I。Nさんだよね」って会話のなかで出るわけ!くぅ〜〜〜〜たまらん!)
。。真夜中に「田中革命」を見てしまった時の恐怖、しばらく忘れないよ。(「田中革命」はすごいよ。)


④映画「ドライブ・マイ・カー」


世界的に評価されているので、私から何か言ってもすべて蛇足な気がするが、本当に「傑作」だと思った。ああ、こうやって今後も長い間「傑作」とされる作品を、こうして映画館で見られたことはとても幸せだな、と見た後に思った。無駄のない映画。素晴らしい映画。一回見ただけで、ものすごく満ち足りて、ずっと余韻が残っている。
最近は、同じ作品を何度も見るという行為が当たり前になってきているけど、本当に素晴らしいものって一回見たらしばらく見なくていいくらい、満足するものなんだ、って思った。
(私としては、演劇とかそういうアドリブ性があるものならともかく、同じ映像を何度も見るのは、あまり好きじゃない。映像をみたあとの咀嚼をしっかりやっていったほうがいいんじゃないかなと思う。関連する別の作品を見た方が、よほど作品解釈を深いものにすると思うが。。)(作品の解釈を深めるより、そのビジュアルを浴びに行くというのが目的なら、何度も見るという行為は理解できる。ビジュアル優位かぁ。。(なんたら REDの方をみながら))
そういえば、これは別に「面白コンテンツ」ではないのだけれど、ここ数年で見た作品のなかでもダントツの素晴らしさだったので、入れました。傑作です。見て良かった。ありがとう。映画が好き。こういう作品が生まれてくれるから。


⑤ゲーム「アークナイツ」


アークナイツがある限り、私は幸せと断言する。
本当に出会えてよかった。私がかっこいいと思っているものをかっこよく出してくれるし、私が好きだと思っているものを好きなように出してくれるし、私がテンション上がると思っているものをテンションあげあげで出してくれる。コンテンツすべてが私にとっては宝物で、楽しいものだ。ありがとう。
音楽に凝ってるのも、私としては最高ポイント。音楽に詳しいわけではないけれど、映像やアートなどのものと音楽がばちっとハマるコンテンツが大好きなんだ。
あと、アークナイツのいいところは、世界観が深く、広くて、さまざまな文化や要素が入っているのだけど、そのそれぞれに合う文化や先人の作品をきっちり別々にリスペクトするところ。私は基本的にキュレーションや見立ての行為を愛する人間なので(複合要素をメタ視点で眺めるのがかなり好き)、こうきたらこれでしょ、と適切なものを持ってきてくれるとテンション爆上げなのだ。
アークナイツの世界は基本的に厳しいけれど、そこに理性で立ち向かっているのもすごく良い。あと、ベースがSFと科学だし。う〜ん大好き。
現在開催中のイベント「孤星」も、科学者がわんさか出てきて最高だった!本当に良かった。フェルディナンド!お前は。。。ライン生命大好き。私は現実のロボット工学やその周辺、そしてが大好きなので、逆にロボットや科学に関してはいわゆる「地雷」が多い人間なのだけれど(例えば、ゲーム「デトロイト」とCoC「VOID」はキレそうな予感しかしないので、SNSではミュートして対応している)、「孤星」は地雷がそこかしこにあるこのあたりを堂々とまっすぐに歩いてきて、私と握手をしてくれた。
私は好きなものを好きでいていいのだ、という気持ちになって救われた。

人生の半分以上を二次創作を見たり、書いたりするオタクとして過ごしてきて、それぞれにハマっているジャンルがあったのだけれど、今のメインはこのアークナイツ。しばらくはアークナイツ(と、後述のCOLD MEMORY)の二次創作をオタク活動の中心としていくのだろうと思う。
はい、11月23日のスパーク参加します。冬コミもアークナイツで出ます。来年の5月もアークナイツオンリーに出ます。ここは確定です。よろしくお願いします。
ちなみに、実装オペレーターのなかでは、ツェルニーとチョンユエとムリナールとノーシスとカニパラートくんとメイちゃんとサリアとドロシーとリィンが好きです。NPCはセベリンとアンドアインが好きです。
チョンユエについてはnoteも書いたわよ。


⑥小説「クララとお日さま」


はじめにつらつらとコンテンツを並べていたとき、全然小説が出てこなくて「うそだぁ!!」となったので入れた。最近、小説を全然読んでいない。悲しい。私はずっと、小説とともに生きてきたのに。
まあそういう後出しで捩じ込んだものだけれど、素晴らしさが損なわれるかといったらそうでもなく、「クララとお日さま」は大名作です。さすがカズオ・イシグロ。。。というか、私が好きな小説は、「面白コンテンツ」という枠ではなくて、しっとり枠だったり、ゾゾっとくる枠だったり、じんわり厭枠だったりするから、単純に名前が上がらなかっただけかもしれないな。「クララとお日さま」も、面白コンテンツというとそうかな?という枠だし。。「ドライブ・マイ・カー」に近い、「傑作」なのでぜひ見てくれ枠だな。
しかし、カズオ・イシグロという作家は本当にすごくて、書かれていることを想像し、理解すると、別の概念を言葉以外で理解させられるというか、そこにある文章を読むことで、その文章の意味以外に、もう一つ外側に何か理解する感覚があるというか。小説の凄まじさを感じることができるんだよな。ああ、小説って、「物語」を描くだけじゃないんだと。言葉にできない感覚を、こうして人々に与えることができるんだと、実感させてくれるのが、カズオ・イシグロの作品。素晴らしい小説は、言葉にできない感覚すら、描写する。すごい。それを感じて、私は小説が好きだな〜と思った。


⑦ツイキャス「禍話」


ここ数年でハマっているコンテンツのなかでもかなり上位だな。「禍話」は、毎週土曜日23時〜に、かぁなっきさんという男性のもとに集まった「怖い話」を紹介していくツイキャス配信。青空怪談ということで、リライトしたり、何かに使ったりというのが自由なので、このnoteにもたくさんのリライトがある。ぜひ読んでほしい。
私はTwitterで以下の話がバズったときに読み始めた。それから、noteにあるリライトは全部読み漁って、今では週に4回くらいタグをチェックし、最新リライトを見逃さないようにしている。

配信は全部聞けているわけではないけれど、アーカイブをちまちまと夜に歩きながら聞いていたりする。有料配信は、ここ数回のは全部買ってオンラインで見ているかな?

いや〜私が好きな「怖い話」は、禍話に大体あるんだよね。絶妙なんですよ、怖さが。かぁなっきさんの読み方もいいし、リライトされた文章もやっぱり怖いし。
私は、最愛の映画監督が黒沢清だったり、最愛の小説家がホラー小説大賞でデビューした瀬名秀明だったり、何かとホラー関連に好きなものが多いのだけれど、めちゃくちゃびびりだからね。母が怪談好きだから幼少期からホラー番組を見せられ続けてきて、なんだかんだ怖い話好きだけど、めちゃくちゃびびりだからね。よく、夜に風呂入るの怖くなって寝るからね(朝にシャワーを浴びます)。
でも好きなんだよ。で、「禍話」は、びっくりさせるというよりは、じわっとくる怖さなので、びびりの私の心臓もわりかし平気なのだ。でも質の高いホラーなのだ。素晴らしいね。

先日「祓徐」の配信もあったけど、今、「うわぁ」という感じの怖いコンテンツが増えてきているよね。例えば、「フェイクドキュメンタリーQ」とか、「オウマガトキ」とか。(もちろん「ゾゾゾ」関連も見ているよ!)今あげた「フェイクドキュメンタリーQ」と「オウマガトキ」もおすすめ。

⑧マーダーミステリー「鬼哭館の殺人事件」


これは面白かったね〜ということで、ここに。マダミスは友達に誘われて何度か参加しているが、だんだん慣れてきた。立ち回りはかなり下手くそだけど、正しく、上手く振る舞うことはそんなに求められていないことがわかってきた。
(この、マダミスに誘ってくれる友達とは、小学校からの仲である。長いな!)
あと、最近は行っていないけどSCRAP関連の謎解きにも何度か行っているが、わりとどれも楽しかった。印象に残っているのは「さよなら、僕らのマジックアワー」。きれいな話だった。

そういや、マダミスやイマーシブシアター、謎解きに参加した変化として、ここにある私の存在をちょっと肯定できるようになってきた気がする。基本的には私は私の存在が嫌いなので。でも、私の体をもったまま、ある物語のなかで動き、物語の一部となることで、「面白い」と思うものの一部になるので、私の体を否定できないというか。
あと、好きなものとか仕事とか以外で演劇的なコミュニケーションをとっていくというところも、私と誰かのコミュニケーションができているという意識につながっているのかも。

⑨新書「ファスト教養」


最近読んで一番テンションあがった本だったので、ここに、面白かったし、「ファスト教養ってさ〜」と笑う感じもなく、真剣に「問題はなんだろう? じゃあどうしようかな」というのを考えているのに、好感をもった。「現代人」を考えるうえでも役立つ一冊。これとあわせて、稲田豊史の「映画を早送りで観る人たち」を読むとよいかと。
新書、面白いですね。


⑩CoC「COLD MEMORY」(ついでにCoCのシナリオについてもちと語る)


と、まあここまで9つ+αの作品を語ってきたが、それらはすべてこの「COLD MEMORY」を語るための言い訳のようなものである。さらっとここに入れておくことで、私の並々ならぬオタク臭を薄めておこうという魂胆である。いや、無理だったかもしれないな。ずっとオタクだったな。でもまあ、ちょっとは、フフンという感じで説明する空気くらいは作れたかもしれない。
ということで、「COLD MEMORY」であるが、これは今大流行りジャンル(だと思うのだが、案外そうじゃないのかもしれない。)、クトゥルフ神話TRPG(6版)の、(同人)シナリオである。作者はCOLD MEMORYの舞台である地区にまつわるシナリオを他にも作っており、それらも楽しいのでぜひ体験してほしい。(関連するCoC長編シナリオとしては、月面世界・人類讃歌・虚星落つがあるが、先日、前者二つを通過したばかりだ!うおおお楽しかった!!)
いやもうね、めちゃくちゃ面白いんですよ。あとNPCがみんないいんですよ。裏情報?がまたいいんですよ。すげ〜いいんですよ。(全然フフンという感じで語れていないじゃないか!)

この作者のシナリオは、所謂TRPGの基本の遊び方である、ダイスを振り、物語を進めるにプラスアルファした要素が非常にうまく、そこがとても楽しい。
あと、展開の盛り上げがものすごく上手くて、ここでこうきたらかっこいいだろ〜!をバチーン!と決めてくれるんですよね!!テンション爆上がりですよ。展開が感情ベースというよりは、シチュエーションベースというか、見せ場のシチュエーションそのものがかっこよくて、最高なんだよな!(つまり、Dazzleのイマーシブシアターのかっこよさに通じるものがあるかもしれない)

作者のシナリオはどれも楽しかったけど、そのなかでも特にCOLD MEMORYにハマっているのは、物語の雰囲気かな〜。他の同作者のシナリオと比べると、ややドラマ寄りというか、鎌倉殿の十三人寄りというか(ほかのコンテンツを紹介した意味を回収しようとしている)。刑事ドラマ好きなら好きだと思います。警察官と死刑囚がメインキャラクター(プレイヤーが動かすキャラクター)だし。NPCの設定もみんな好きなんだよな。。。
いや、まじでキャラクターがみんな魅力的でかっこいいので。

しばらくはCOLD MEMORY最高〜!と言いながら生きていきます。
でも、CoCなどのTRPGのシナリオにハマったオタクたちはみんなどうしているんだろう? TRPGにはまるということは、シナリオを通過していくことにはまるということであって、新しい物語を摂取していくことに意味があるのでは?
難しいね。。。

この記事は上記リンクを貼る満足感のために書かれた


ちなみにTRPGに本格的にハマってから、なんだかんだ100くらいのセッションをしました!
やっぱりシナリオがくそうまいな。。と思うのはねこずし卓だなぁ。全部すごい。自分たちの動きによって変わるところが多いし、NPCに適度な感情を寄せつつ、だけどこじらせない感じというか。距離感のバランスがうまい。ヘイト管理もうまい。なんだかんだ、こう、爽やかな方向になるのもすごい。なんつーか、ジャンプの覇権漫画的なポジション。
ゲーム性としては、やはり「狂気山脈」が面白かったな。ダイスを振って展開が決まる楽しさが、たくさん味わえるシナリオだと思う。あと、そこまでRPしなくてもいいというところが、かなり間口広いなと思う。
個人的にずっとテンションが高くて「なかつがうるさい大賞」を取ったのは、「金糸雀の欠伸」です。(RPも満足するものができたし) 薦めてくれた友達、ありがとう。楽しかったです。


おまけ 漫画「血と灰の女王」


10個をジャンル?被らないようにざーっと羅列したら漫画がなくなってしまったのだけど、漫画もそこそこ読んでいる。面白コンテンツという意味では、「血と灰の女王」がベストかな。めっっっちゃ面白いし、キャラクターがとにかく好き。カリスマが複数出てきて、みんな違うカリスマで、カリスマオタクにはたまらない!あと京児の長所が理性なところが、本当に素晴らしい。伊藤計劃「虐殺器官」のクラヴィス・シェパードくらいの絶妙にドツボをつくキャラクターが複数出てくるという、もう本当に、なかつフレンドリーすぎる漫画。グロいけど。でも、グロが目的のグロじゃないんだよね。現実をそのまま描きますね、という感じのグロさ。

そういえば、パラノマサイト(ゲーム)入れるの忘れたな。パラノマサイトもおすすめです。

以上。

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