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#モブ派遣が得意な腐女子のラジオ 2回目ログ

引き続き、Radiotalkで日々、思ったことや萌えたことを配信しています。2回目も、1回目に引き続き、「富豪刑事BUL」について語りましたので、ログをアップします。少しだけ緊張が解けて、自分らしく?語ろうとしています。

あなたの街のモブならおまかせ、なかつです。
今日もちょっと語っていきたいと思うんですけど、昨日、富豪刑事のアニメがヤバイって話をしました。
個人的にオールバックで、最近の私の好きなキャラとして「金で全てを解決する男」っていうのがあるので、神戸大助は非常に魅力的なキャラだったっていう話をしました。
でも、1・2話を見たところで、ピアノだったりとか、まさかのオープニングでの札束風呂だったりとか、あとモブが出てきていい感じとか、(昨日は)そういう話をしました。で、今日はさらに、アニメ富豪刑事がすごい面白かったっていうのを個人的な視点から語っていきたいなと思ってます。

実はちょうど、小野ほりでいっていうライターさんがいて、私がすすごい好きなライターさんなんですね。オモコロっていうサイトで昔、結構記事書いてたりとかして。今はnoteを中心に活躍してる人です。で、個人的に好きだったので、その小野ほりでいのnoteをちょうど読み溜めてたというか、未読のものがいっぱいあったので読み進めている時に、富豪刑事をほぼ同時期に見たって感じなんですけど。その小野ほりでいのnote(記事)っていうのが、まあマガジンですね、マガジンっていうのが、ちょうどその、成熟した資本主義の話をしているnoteで。最近の、その現代の生きづらさ、小野ほりでい自身が生きづらさを感じててっていう話が前提としてあるんですけど、その小野ほりでいが、「どうしてなんか最近生きづらいと思うのか」っていうところを資本主義と絡めた感じのマガジンでした。
タイトルが「資本主義ゾンビ」っていうタイトルのnote(記事)です。

それをちょうど読んでる時に、富豪刑事を見たので、すごい複雑な気持ちになりながら正直、1・2話を見たっていう。
その萌えとか関係なく、ある意味、多分、神戸大助はもう資本主義のトップオブトップみたいな、資本主義では超強者っていう感じのキャラクターだと思うんですけど、それとなんかその小野ほりでいの、成熟した資本主義が人々の生きづらさ――欲望とか、自己肯定感とか、その辺のところを生きづらくさせているっていう……すごく簡単に言ってしまうとそういう感じの話だったので(※雑にまとめているので、ぜひ実際のマガジンを読んでいただきたいです)、すごい「うーん」ってなりながら(観ました)。なんでこの資本主義の批判のnoteを読むのと同時に、この、資本主義万歳…じゃないんですけど、資本主義の権化みたいなキャラクターが出てくる主人公である何見てんだろうな、ってすごくなんか変な気持ちになりながらアニメ見たっていうのも(感想として)あります。


富豪刑事めちゃくちゃ面白いし、あのキャラクター(神戸大助)が好きなので、なんか同人誌即売会とかが復活したら、(ジャンルを)富豪刑事でイベント参加したいなと思ってるんですけど、その時になんか一冊ぐらいは、小野ほりでいのnote読んだし、「資本主義と神戸大助」みたいな感じの話とか書けないかなっていうのを考えたりしてます。
まあ多分、モブとの話になるんですけど。最近の(私が書く)同人誌、大体モブが出てきているので。今回、富豪刑事で書くとしても、モブが出てくるだろうなっていう気がしてます。
例えば、それで、どういう同人誌書きたいかな、どういう話にしたいかなとかいうのを、ちょろっと今日(仕事しながら)考えてたんですけど。
例えば……その辺の、人生つまらなく過ごしているフリーターっていうか、非正規労働者みたいなモブキャラクターが、神戸大助がたぶん事件を解決するためとかに、そのモブをうまく雇って、なんか密偵でもいいし、例えばその非正規労働者として所属してる企業に対してこういう情報を手に入れてきてほしいとか、潜入調査とか、あとは考えられるものとしては、それこそストライキ起こさせるとか(映画「ハゲタカ」にそういうシチュエーションがある)、何かそういう感じのことをしてもらいたいと思って。
金のためっていうのはわかりつつも、そのモブも協力して、で、なんか最終的に事件を解決する――みたいな同人誌(というか話)とか、どうかなって考えたりしてました。
多分、この話書くとしたら対比で、その非正規労働者のモブも、ある意味「人生つまらない」っていうか、そこまでめちゃくちゃ稼いでるわけでもないし、生活水準もまあ普通くらいな感じで人生そんなに面白くないなと思ってるっていうのと、(まだ3話以降見てないんで何とも言えないところはありますが、とりあえず今の時点では人生そんなに面白くないと思っている――「人生がつまらなかった」って1話モノローグで言ってるんで)人生あんまり面白くない神戸大助っていう両方、「人生がそんなに面白くないっていうキャラクター同士の話である」っていうところで、なんか上手く対比とか書きたいなと思ったりしてます。まあイメージとしては、その映画「ハゲタカ」っていう、ドラマが映画化したものがあるんですけど、それの玉山鉄二がやってた(役)のと、高良健吾がやってた労働者。あの辺の関係的なあのエモな感じを富豪刑事で書けたら、私的にはすごく満足だなと思いました。

(映画ハゲタカの語りなので少々省きます)

神戸大助のキャラクターが(原作から)変わったっていうところも、うまくなんか…うまくつなげられたらすごい面白いなあと思うんですけどね。こういうこと考えるから、多分制作委員会の顧客ではないなとか勝手に思ったりしているんですけど、どうなんですかね。3話以降が本当に分からないから……。

まあモブと神戸大助+αで資本主義要素っていうのを考えていくと、なんかその神戸大助的には、単純に金使った(金を使って雇った)誰かっていう認識なんだけど、そのモブの方は、人生(の中)で出会って割と大事にしている思い出の誰か、みたいな、その辺の切ない感じの話とかも面白いなーってちょっと思いました。
モブの方は人生の中ですれ違って、ああこういう人もいたなっていう風にちゃんと名前も覚えてるくらいの思い出があるけれども、神戸大助の方は、まあ金で雇ったっていうか、その名前覚えてないみたいな、one of themでしかない、っていうところの、その記憶の格差みたいなところとか、うまくかけたらめっちゃ個人的にエモいなぁとか思います。
基本的にはその(金ですべて解決する)金持ちの良いところって、「金っていう(絶対的な)価値があるから、その金で買ったものとか、人間とか、そういうものに対して個々の要素、個々人の要素っていうのをあんまりこう大事にしてない」と言うか、何て言えばいいんですかね――……まあそれこそ本当に、ある一人の人間っていうくらいのラベリングしかしてなさそうなところ。モブがモブっていう感じ、になりそうなところがすごい好きです。ある意味世界がどうにでもなるので、めちゃくちゃ高い車だろうが、その辺にある車だろうが、多分その両方買えるものだから、両方とも「ただの車」であるっていう……同じ地平に、同じ概念くらいにとらえるのと同様に、なんか人間のこととかも、まあ結局、長年勤めてきてた執事だろうが、最近雇った執事だろうが、金払ってるって言う点で執事として一緒――みたいな、なんかそういう嫌な意味での平等主義みたいな(ところが好きです)。金の前で全て同じですね。って、金で雇えるっていう価値観で言えばほぼ全人類差が無いみたいな、感じのフラットな見方をしてくれそうな所が「金ですべて解決する金持ち」の好きなところでもあるかなと思います。
神戸大助が、どこまでそれを出してくるのかわかんないですけどね。多分加藤君にと出会って変わっていくっていうストーリーなんだろうなと思うんですけど、まあその時にきっと私はその価値が変わってしまった――加藤君に会って変わってしまった神戸大助のことを、なんて言うか、「もう今違う人なんだなあ。今もう変わっちゃったんだな」って思って切なくなるモブは絶対書くと思います。それで一人で、神戸大助はもう変わってしまったんだよ、とそのモブと勝手にサシ飲みをする気持ちで、泣きながら酒でも飲むんだろうなと思います。

*0514、Radiotalkにて公開

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