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NLPの基本スキル 「アソシエイト」と「ディソシエイト」


こんにちはNLPコーチのたっちーです。

今日はNLPの基本スキル「アソシエイト」、「ディソシエイト」について説明します。

1.ストレス状態の「アソシエイト」、ストレス状態から抜け出す「ディソシエイト」

 まずはストレスとは自分が作り出した思い込みであり、イメージであるということを説明します。

生きていく上で受験に失敗したり、好きな人に振られたり、大切な人を亡くしたりと辛い出来事は誰しも経験があると思います。しかし、出来事それ自体はただの音出会ったり、目に見える原子の集合体、物理現象でしかなく、出来事には本来「良い」も「悪い」もない無色透明なものなのです。人はその無色透明の出来事に自分の価値観や信念を投影し、そのイメージ(思い込み)に「良い」も「悪い」の判断をして、喜んだり、苦しんだりしているのです。
 理屈ではそうかもしれない、頭ではわかっているけど、「苦しい」、「イライラする」からどうしていいかわからず堂々巡りをしまうのだと思います。そんなストレスがかかっている状態から抜け出すNLPスキルが「ディソシエイト」です。脳は現実とイメージを区別できないため、自分の作り出したイメージを現実だと錯覚してしまう特徴があります。
「出来事」と「イメージ」を切り離すことを「ディソシエイト(傍観者意識)」と呼び、苦しんでいる自分から着ぐるみを脱ぐかのように意識を入り離して、傍観することで客観的に物事を見ることでストレス状態から抜け出すことができます。
 会社でよく上司から怒られる社員を見ていてもあなた自身が怒られているわけではないので、当事者と同じようにストレスを感じることなく客観的に出来事を見ることができると思います。ニュースなどでも悲惨は事件を見ても体が震えたりしないと思います。これがディソシエイトの状態です。
 そしてその逆の状態が「アソシエイト(当事者意識)」です。出来事を自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、五感全てが自分と同一化している状態です。この状態は自分の感じている五感情報を基にイメージを作り出し、そのイメージを現実だと思い込んでしまうため、ストレスだと思い込んでいるイメージにどっぷり浸かって苦しい状態になります。親、兄弟や大切な人が苦しんでいる場合も自分がその人であるかのように共感し、苦しくなることもあります。アソシエイトの発生しやすさは「物理的距離」と「心理的距離」が関係します。「心理的距離」の方が圧倒的に大きな影響があります。「物理的距離」は客観的に測定可能ですが、「心理的距離」は主観的でイメージでいくらでも近くなるためです。「心理的距離」はあくまでイメージなので、近くも遠くもできる、コントロール可能な点が我々の救いになります。「物理的距離」は家族や学校、会社でどうしても合わない人がいた場合、距離を取ることが難しいですが、「心理的距離」であれば、自分でコントロールし、必要以上にその人がいない時間までも苦しまなくて済みます。NLPはこの「心理的距離(イメージ)」をコントールして、ストレスと上手に付き合っていったり、望みを実現するスキルになります。

「アソシエイト」、「ディソシエイト」の強度は人によって異なり、無意識化で行われています。それぞれメリットがあるので紹介します。

【アソシエイト傾向が強い人のメリット】
メリット:集中力がすごい

これは「映画を集中して見ている状態」に例えられます。主人公になりきっているので、主人公が追い詰められれば、胸が苦しくなり、敵に勝てば爽快感を主人公と同じように味わうことができます。

HSP (Highly Ssensitive  Person)の方もアソシエイト傾向が強いと言えるでしょう。

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。

【ディソシエイト傾向が強い人のメリット】
メリット:問題解決が得意

あなたの友人がギャンブルにハマり、借金までしてやめられずにお金がなくて困っています。あなたは客観的に見てこの解決法を思いついてアドバイスできるでしょう。しかし、当事者は負のループから抜けられずに苦しんでいます。ディソシエイト傾向が強い人は自分が問題の渦中にいても客観的な視点で問題解決する力があります。

2.アソシエイト、ディソシエイトの練習方法

【アソシエイトの練習方法】
・ステップ①
最初に、三回大きく深呼吸してください。肩の力を抜いてできるだけ緊張感をほぐしてリラックスしましょう。

・ステップ②
今まで体験した「とても嬉しかった時のこと」を一つ思い出してください。好きな人と付き合えたなど、なんでもかまいません。

このときその思い出の日にタイムスリップしたかのようにリアルに思い出し臨場感を感じて下さい。当時の景色や匂い、肌触わり、空気感、何か食べていれば味など、まさに今その体験をしているかのように思い出してみて下さい。視覚や聴覚だけで言えばVRを着けたときの没入感を味わうように思い出すことが大切です。実際に立って動いてみるのも効果的なのでやってみて下さい。

【ディソシエイトの練習方法】
ステップ①
最初に、三回大きく深呼吸してください。肩の力を抜いてできるだけ緊張感をほぐしてリラックスしましょう。

ステップ②
次に、目の前に大きなテレビのスクリーンがあると想像してください。 ※映像は鮮明である必要はありません。通常が100%の鮮明度だとしたら10%程度見えれば十分です。

ステップ③
そのスクリーンにアソシエイトのワークで思い出した嬉しかった時の体験を映し出します。それは第三者がビデオでその時のあなたを撮影していて、その映像を流していると想像します。つまり、スクリーンにはあなたが映っているということですね。
※冷静に客観的に、まるで映画館の観客席から眺めるようにその画面を見てください。

アソシエイトとディソシエイトのワークを何度も何度も繰り返し練習することで、意識を自在に当事者と傍観者を切り替えられるようになります。これがストレスをコントロールできる人とできない人を分けるスキルになりますので、毎日5分でも練習してみて下さい。
NLPではこの基本スキルを基に様々な応用ワークがあります。

【募集内容】

時間:1セッション60分

方法:zoom

料金:無料

※セッションできる人数には限りがあるため、募集定員は2名までとなっております。定員に達した時点で申し訳ありませんが締め切らせてもらいます。

尚、コーチングは1回で目標達成できるものではないため、定期的にセッションを行うことをおすすめしてます。私も目標達成まで全力サポートしますので、諦めずに進んでいきましょう。

コーチングは医療行為ではないため健全な方

精神疾患のない方のみを対象とさせて頂きます。

こちらからお断りする場合もありますので、

あらかじめご了承ください。


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https://docs.google.com/forms/d/19HeFlqSqjVsfSOlKcNLSzOGoxTwPHDJkTtuQaM6bfZw/edit


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