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頑張らないほうがうまくいく


こんにちは.NLPコーチのたっち―です.

今日は「頑張らないほうがうまくいく」と言うことで,頑張っている人が少しでも楽になればと思い,記事を書きたいと思います.

目次

1.頑張っているとはどういう状態か?
2.頑張らないほうがうまくいく理由
3.頑張らないためにはどうすればよいか?



1.頑張っているとはどういう状態か?

多くの人は日々,仕事や家事,勉強など頑張っていると思います.
あなたはそんな日々の中、自分は頑張っているという自覚はありますか?
自分ががんばっているという状態になっていることに気づいていますか?

「頑張って何が悪いねん」
「頑張らんと世の中で生きていけないだろ」
「がんばってないやつは成功しない.俺はそんなやつらとは違う.」

このような意見をもっている人は「頑張り教」の信者です.

ズバリいうと頑張っている状態とは「自己卑下」以外の何者でもないです.
本当の自分,弱い自分や周りに比べ成績が悪い自分,仕事ができない自分,
優しくない自分,素直じゃない自分.そんな一見ネガティブな自分を遠ざけ,偽りの自分になろうとする行為が「頑張る(自己卑下)」という状態なのです.

私はかつて頑張ることをやめられない人間でした.仕事ができない自分に自信が持てず,YouTube で自己啓発やビジネスチャンネルをいくつも登録し,通勤中はオーディオブックでビジネス書を聞きまくり,ひどい時は5時に起きてマクドナルドで勉強をしていました.セミナーにも多くの時間とお金を費やしました.しかも毎日8時~21時まで仕事をしていました.しかし,仕事への不安感は減るどころか増える一方でした.
この時の心境は

「誰か助けて!誰か俺を止めてくれ!でもやめられない.やめたら本当に価値がなくなってしまう.」

当時本気でそう思っていました.

そして,自己啓発書やビジネス書一生懸命読んでも現実は変わるどころか,仕事中も学んだことを使わないとと焦りが止まらず,逆に失敗を繰り返して,先輩に迷惑ばかりかけて怒られていました.

怒られている自分を認めることができず,さらに頑張って関係のない心理学やビジネス書を読み漁ってしまい,ついにこれ以上この状態が続くと仕事を本当に辞めないといけないくらい職場に居場所がなくなってしまいました.

誰にも質問できないし,誰も話しかけてくれない.

会社に行き,自席に座るのがやっとでした.ほとんど仕事も進まず,時間だけが過ぎていきました.あの時は本当につらかった.

日本人は特に頑張ることが美徳という価値観で教育されてきたと思います.
しかし,我々が頑張る目的は何なのでしょうか?

親や先生に認めてもらうためですか?
上司の評価を上げてもらうためですか?
怒られないようにするためですか?

この目的が「他者基準」,「問題回避」になっている人はどんなに頑張っても幸せになることはないです.

知らないうちに刷り込ませた間違った価値観を手放し,「頑張り教」を脱退する(自己卑下をやめる)ことが幸せへの近道になります.

2.頑張らないほうがうまくいく

それでは頑張らないとどうしてうまくいくか解説していきたいと思います.

先に述べたように「頑張っている状態」とは「自己卑下」以外の何物でもないと言いました.つまり,自分を大したことない,劣った者と考え,それを埋め合わせるかのように自分にムチを打って成果を得ようとしているのです.

これではたとえ成果を得たとしても幸せになることはないでしょう.

一方,頑張っていない人(自己卑下していない人)は同じ行動を取っていても,自分を責めることがないので,成果と同時に犠牲を払うことがないです.

【頑張らないメリット】
①労力を最小限にして行動できる.
 頑張らない人の価値観として,努力とか必死がとにかく嫌いというのがあげられます.
一見,努力嫌いだったら成果も出ないし,落ちこぼれていくに決まっていくと思う人もいるかもしれません.しかし,彼らは行動していないわけではないのです.無駄を省くことに多くの時間を使い,結果最小限の労力で成果を出しているのです.余ったエネルギーは自分の好きなことをするために残しておきたいという価値観です.何も考えずにがむしゃらに頑張るよりは最小限の労力で最大限の成果が欲しいのはみんな同じだと思います.頑張らないとは自己肯定であり,悪いことではないのです.

②視野が広く,アイデアが浮かびやすい.
 頑張っていない人は頑張っている人より視野が広く,物事を客観的に見て合理的な判断ができます.
頑張っている人は目の前にタスクに全力を尽くしているので,視野が狭く,物事の全体像が見れていません.そればかりが頑張り続け(自己卑下を続け)体力,精神力が弱り,合理的判断が下せず,大きなミスにつながる可能性があります.

③自分らしく生きられる.
 頑張っていない状態とは意識と無意識の調和がとれているという状態です.
つまり,自分の本音とやっていることが一致している状態.やりたいことをやっているので,疲れをほぼ感じませんし,充実感が半端ないです.
そしてこの状態の時,人はものすごい集中力を発揮しています.
いわゆる「ゾーン」に入った状態になるのです.

④相手に優しくできる.

 頑張っていない人は余裕があるので,それだけ相手に優しくできます.
すぐにイライラしたり怒ってしまう人はいつも余裕がないので,人を責めたりしてしまいます.

⑤燃え尽きることがない.

 頑張ってない人は燃え尽き症候群になりません。リラックスして淡々と行動するので、成果は出るわ、疲れないわでメリット過多状態になります。

3.頑張らないないためにはどうしたら良いか?

ではどうやってこの忙しい毎日で頑張らずに生きられるでしょうか?

頑張らずに行動するための3ステップを紹介したいと思います。
①身体の力みや呼吸の乱れに気づく
②呼吸を整えて、乱れをなくす
③乱れがなくなったら、行動を開始する。いその行動の自分にとってのメリットを考え行動に移す。

頑張っているという状態はほとんど無意識に始まっています。ですので、まずは頑張っている状態に気づいて、呼吸を整えて、ニュートラルな状態に戻してあげます。
人間の思考や心臓の動き、呼吸、その他生命維持機能は無意識に働いていますが、呼吸だけ唯一意識的にコントロールすることができます。つまり「呼吸」意識と無意識をつなぐ唯一の方法なのです。
無意識の反応をコントロールしたかったら、まずは呼吸意識して見てください。



頑張っていない自分に罪悪感を感じる方もいると思いますが、徐々に頑張らないことを許容していってみてください.はじめは違和感があるかもしれませんが、次第にこれでいいんだという感覚になってくるはずです.自分で自分の拘束を解いていく練習をしていきましょう.コーチングモニター様も募集しているので、頑張り教をやめれない方はご相談ください.

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