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ソフトウェアの進化に驚愕したApple Watch Series9

さてさて、3年間使ってきたApple Watchくんのバッテリーがそろそろ交換時期に差し掛かったというのもあり、Apple Watch Series9に買い替えを敢行しました。台湾での発売日は9月22日で23日には我が家に到着し、おおむね1週間ちょっと使ったので、感想をあげます。

パッケージ

エコを意識しまくりの最近のAppleですが、この包装が見事。アメリカ製品らしからぬ、一ミリのズレもない、紙テープの貼り付け。日本メーカーが得意としてきたこの手の見せ方もAppleはさらに一段上に行ってしまった感しかない。

iPad miniで撮った写真

開けてみると、パッケージ全体の大きさはSeries5と比べるとちょうど半分くらいのサイズ。かつてはベルトがS/MとM/Lとそれぞれ1セット入っていたものの、どちらか1つだけを選ぶことになっているため、物理的なスペースが空いているのが大きいけど、これは良い。

パッケージを開けると

良い点

まずはなんといっても、最新のWatch OSのユーザーインターフェースが大幅に改善し今までの動作を一新して使いやすくなった。クラウンを押すと、アプリ一覧でそのアプリ一覧もきちんとバランスよく並んでいる。また、ホームボタンは今までは画面を下からスワイプしていた時に出ていた各種設定ボタン。あとは細かいのだけど、気温の表示押すと各種気象情報も見せてくれる。スマホの画面をみる時間を本気で減らそうとしている意志が伝わる設計である。
充電も結構改善している。フル充電で2日まではいかないけど、1日は余裕で持つ。これに付属のUSB Cから給電する充電器を使えばほぼ外す時間がなくなる。

悪い点

アルミニウムのチープ感。今まで使っていたステンレスと比べると材質の違いというよりも、作りの思想が違う感じ。写真でみたり現物を見ただけだとそれほど安っぽい感じがないのだけど、毎日つけてみると妙に気になる。スポーツバンドは似合うけど、もっとフォーマルに使いたい時のバンドとはイマイチ合ってない。
あとはやっぱり充電は3日くらいは持つようにしてほしい。出張や旅行の都度、充電器を持っていくのが面倒だし、ほとんどのホテルではTypeCの充電口は見ないので、充電器とセットだと荷物にもなる。

総論

ハードの作りはまだまだ改良が必要。ソフトの方はかなり進化した印象。ただ、日本円で6万円くらいと割と高価な部類に入るので、万人に勧められるかというと微妙な立ち位置も変わらない。


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