点が取れない

29日対巨人で開幕する前の最後のオープン戦3連戦、阪神はその巨人戦に登板が決まっている青柳が先発。左打者を並べたオリックスに青柳1回1死後西野、西川に連続安打。その後頓宮に3-1後低めの直球がボールになり四球で満塁。森も3-2後ファールで粘られ10球目ボールで歩かせ押し出しの1点。

 3回には西川に2-2後真ん中直球を右翼に本塁打された。後4回まで投げた。4回先頭の紅林に1球目を投げた後ベンチに向かって右手を上げ異常を訴え1度ベンチに戻ったがすぐ戻ってきて紅林を三振、ゴンザレスを3塁ファールフライ、茶野を三振に抑えた。

 この回で降板、5回からは西勇。5回先頭福田に右前安打、2、3番の内野ゴロで3進の後頓宮の左前安打で3点目。以後8回までの3イニングは各3人に抑えた。青柳の制球が気にならないではないが、それより倍心配は打線。下半身に張りがある大山と前日足に痛みを訴えた森下が打線から外れ4番に入った佐藤輝が3安打を記録したが3本とも単打。続くノイジーが3三振で点に結びつかなかった。

 6回まで投げたオリックス先発宮城に6安打、7回からの3回の山岡に3安打、20日のソフトバンク戦に続き2試合連続の完封負け。19日ソフトバンク戦の9回0を入れると19回得点なし。

 29日の開幕まで後2試合に練習日が4日。どの評論家も今の状況を「オープン戦心配ない」というが根拠があると思えない。上手くいくかいかないか神のみぞ知るで岡田監督が持っていたらの事だが手品に注目している。

令和6年3月23日

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