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安全指示を確実に伝える6つのポイント


1.あれほど注意していたのに事故発生。指示がうまく伝わらないのはなぜ?
 
・安全指示がうまく伝わらないのはヒューマンエラーの一つ
・指示を出す人の問題は作業の安全ポイントを十分に理解していない
・指示を受ける人の問題は安全意識が低く、指示を聞かない
・マンネルであいまいな指示は指示にならない
・一方的で。危険をイメージできない指示はうまく伝わらない
 
2.重要なのは実際の作業場所で具体的に指示して確認する事
・作業場所で誰が何をするのか指示し、その後作業を見て確認することは重要度も実現性も高い
・いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように 5W1Hを明確にする事がマンネリな指示、あいまいな指示をなくす
・指示が一方的にならないよう、指示を受ける人の意見を積極的に採り入れる
 
3.ベテランの現場所長クラスに学ぶ 安全指示をうまく伝える秘訣
・日頃から作業員との良好な人間関係を築いて安全意識を高める
・安全意識の低い作業員には逆提案させてみる
・現場で現物を現実に、見て聞いて触れて指示する「3現主義」を貫く
・「足元注意」は安全指示ではない。どのように注意するのか説明を
・過去の事例を用いて事故をイメージさせる
 
4.相手とのコミュニケーションを図る 「コーチング」は有効な伝達方法
・指示をうまく伝えるとは、適切な伝達方法を用いて、伝える相手との意思疎通を完成させること
・指示を出す人がコーチとなって、指示を受ける人を正しい行動に導くのがコーチング
・コーチングの基本は相手の話を聞くこと
・相手が話しやすい環境を作り、答えを引き出す
 
 
 
5.相手からの答えを引き出すための質問テクニック
・「~してくれますか」「~してくれますね」の形で終わる質問が効果的
・相手自身の言葉で自由に答えてもらうには5W1Hを使うと効果的
・より広範なことに気づいてもらう為には複数の選択肢を用意
・最初は必ず答えられる小さな質問から
・プロセスをきちんと踏むような場を作り、計画的な質問を
 
6.相手の「タイプ」を把握し、タイプによって質問を使い分け
 
・自分の思い通りに物事が進めたがるタイプには、コントロールされていないと思わせる。
・他人と一緒に活気のあることをするのが好きなタイプはアイデアを頭ごなしに却下しない
・計画的に物事を進めるのが好きなタイプは、相手のペースを尊重
・人を援助するのが好きなサポータータイプは、したことを高く評価してあげる

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