「花束みたいな恋をした」を観た
麦と絹。趣味が抜群に合うふたりの出会いは、運命的理想的ときめき100%だった。フレンズ、押井守、クロノスタシス、ピクニック等々。実在するバンドや監督、文学作品、作者などの固有名詞がこれでもかと出てきて、私達観客と同じ世界線にこのふたりがいるんだ、と思わせてくれる。
ふたりの世界が、幸せが、ずっと続けば良いんだけどそうはいかないよね。大学を卒業して社会人になるんだから。
就職してまもなく麦が「学生気分」と吐き捨てたもの。社会人として生き始めた私はどこまで大切にできるだろうか