見出し画像

自分の気持ちを伝えることをしてなかったな。

先日、コープ大分さんの講演会が無事終了しました。
自分の子育ての見本って何ですか?

ほとんどの方が、
自分の育ててもらった子育て。
つまり、自分の母親、
もしくは、母親に代わる大人。
ここが子育ての見本になっているのでは
ないでしょうか。


「今の子どもたちは」
というキーワードで括るのは簡単だけれど

子どもたちの立場を本気で理解するのは
案外難しいものです。

その理由がこの見本
が頭の片隅にあるからかもしれませんね。


私自身もそうです!
自分の母親や自分の子供だった頃は・・
という記憶で子育てをしてしまいがちです。


仕方ないですよね。
お母さんになるための学校に行って、
お母さんになるわけではないですからね。

手探りで子育てをスタートする私たち母親にとって
2度頭を悩ませる時期があると言われます。


1度目が乳幼児期
2度目が思春期(
小学3・4年生ごろから)


思春期ごろの関わりを難しくさせる1つに
子供も賢くなっている!
というところがあります。

そのため
親のその場しのぎであったり、
今だけ繕おうとする態度は
見透かされてしまいます。


思春期や反抗期に対する根本的理解がないまま、
習った対処法を実践しても


なかなか難しく、
さらに関係を複雑にしてしまいます。


私が講演で心がけている事は
お母さんが家庭で実践しても

子どもが
「うざい」「だるいわ」「コントロールしようとしてる!」と思わせない内容
をピンポイントで濃くお伝えしています。


思春期はたくさん親子で衝突することも
あると思います。
そして、親としての葛藤もあると思います。


ですが、

この葛藤や衝突はマイナスなものではなく、
子どもが自立していう上で、子どもにも、大人にも必要な時間です。


思春期を過ぎると子どもたちは
1人で歩んでいかないといけません。
その道をしっかり歩めるように、ぜひ、
適度な距離感のコミュニケーションを
身につけていただければ嬉しく思います。


思春期の親子関係専門家
森田典子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?