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私にとってのMZMとは

 初めまして、柚那と申します。
 普段はにじさんじやBalus、Re:AcTといったVtuberを応援しています。今回はその中でもMonsterZ MATEことMZMについてお話ししたいと思い筆を取りました。


1.MZMとの出会い

 私が初めてMZMを知ったのは歌衣メイカさん、天開司さんが司会を務めた「V紅白歌合戦」
 最初はにじさんじの子を見たら帰ろうかな、ぐらいの気持ちで見ていました。でも見ていく内に知らなかった子を知る楽しさを感じ、結局最後まで視聴しました。

 そしてその中に居たのがMZMでした。

 紹介の時点で司会の2人が「いいぞ」「バズれ」と滅茶苦茶推していてワクワクした気持ちで動画を待っていました。
 そして動画はスタート。その時の感想は「面白いしカッコいい」でした。出だしのコントは腹を抱えるほど笑い、撮り下ろしMVはカッコよくてビックリしました。
 そしてその場で登録ボタンを押していました。ただ、その時点では所謂「推し」ではありませんでした。


2.推しにならなかった理由

 私は元々女性アイドルが好きで、推しているライバーも女性ばかりでした。(もちろん男性ライバーも好きでしたが此方も「推し」ではありませんでした。)
 気になる動画が出たら見よう。そんな気持ちで登録して気づいたら3ヶ月が経っていました。

 先に話しておきますが、別に男性ライバーが嫌いというわけではありません。ただ男性に対してあまりいい思い出がなく、心のどこかで苦手意識はあったと思います。


3.変化の理由

 そんな時、転機となったのが私自身の環境の変化でした。

 私はこの4月から社会人として働き始めました。社会人は学生と違って時間もなく、疲労により帰ってきたらすぐに寝るようになりました。
 そうなると長時間配信は見るのが辛い。必然的に配信中心のライバーは追いづらくなり、見始めたのがMZMでした。

 「そう言えば登録してたよな」と1番最初の動画から毎日3、4個ずつ見ることにしました。
 MZMの動画は大体5分ぐらいのものが多く、時間がない日でも見やすかったんです。いつだったかメンバーのコーサカが「後から見やすくするためにも動画にしてる」と言っていました。まさしくこれです。

 見始めてから知った当初にMVしか見ていなかったことを後悔しました。だってあまりにも面白すぎる。元ネタを知らなくても笑えるし、何より本人達が楽しそうにしているがとても良かったです。
 ここからMZMが「最推し」になるのに時間はかかりませんでした。

 この時点で既にメジャーデビュー1st anniversary Liveが決まっていました。
 応援したい、力になりたい。そう思っている内に気づけばアニメイトに行きCDを予約していました。

 余談ですが、この時私は推しの引退ラッシュで少しばかり気が滅入っていました。(にじさんじSEEDsを箱推ししている、と言えば察する人が多いと思います。)
 そんな時に馬鹿笑いできるような動画を短時間で見れる事は、私にとってある意味救いでした。それにコーサカのソロ曲である「daydream」が心に突き刺さったのも理由の一つかもしれません。

 気づけばMZMが大好きになり、箱動画でBalusの皆んなが好きになっていました。もちろんスタッフも含めてです。


4.迷いと決心

 ただ私は少し迷っていました。それは1周年のお祝い

 彼らは5/5に1周年を迎えました
 私はその時せめてものお祝いにと短い文章、所謂SSを書きました。今でこそ書いて良かったと思っていますが、当時は不安でした。

 にじさんじからVtuberを知った私はファンアートというものをたくさん見てきました。それは勿論今もです。(にじさんじは今でも推しなので。)
 ただ、SSによるファンアートは滅多に見かけませんでした。それもそのはず。イラストは一瞬を切り抜いて事実を描けますが、SSは捏造が盛り込まれることが多いです。(違うよ、と思われる方はごめんなさい。私はそう思ってるというだけです。)

 1周年をお祝いしたい。でもイラストを描くのは苦手だし、時間もかかって当日にはおそらく間に合わない。そう思って私はSSを書くことを決めました。(結局当日には間に合わず次の日に投稿したんですけどね。)

 しかし書いたはいいもののタグをつけて投稿していいのか、というところで手が止まりました。
その当時MZMのSSを書いていたのは本職が小説家の先生や、ファンの皆様が作り上げたサイトに掲載されている方々だけでした。
 つまり何の経歴もないポッと出の一個人でTwitter上にSSを載せている人がいなかったのです。(いたらすみません、謝ります。)

 「でもせっかくのお祝い日だ!」と震える気持ちで投稿しました。
 コーサカは1周年を迎えるまでファンアートに対し1つ1つにコメントを残していました。1周年では彼自身の仕事も忙しいしファンアートの量も多く、コメントを返される事はありませんでした。(むしろ今までコメントしていた彼が凄い。)
 でもTwitterで「イラストも小説もサイトもありがとう」と言われた時、書いて良かったんだと思えました。彼らに祝いたいという気持ちが伝わったのが本当に嬉しかったです。


5.奇跡と「ありがとう」

 そして約2週間後の5/18。
 彼らの記念すべき1st anniversary Liveを私はYouTube配信で見ていました。(遠方に住んでいるし仕事もあったので会場は諦めていました。配信してくれてありがとう。)

 そこで私は「奇跡」を見ました。

 全ての曲が、演出が、歌声が最高でした。
 特に私の好きな「daydream」が歌われた時は画面の前でボロボロ泣いていました。ズルイ。
 最後の締めでそれぞれがコメントを話す時、滅多に泣かないアンジョーが泣いたのを見て私は「この光景を見られて幸せなんだ」と心から思えました。コーサカの真っ直ぐなまでの「俺らについて来てください」と言う言葉は今でも耳にこびり付いています。

 ライブが終わって二日経ちましたが、改めて推すことが出来て嬉しい。そう感じています。
 私にとって転機となることを沢山体験させてくれた彼らには感謝の気持ちでいっぱいです。
もしもお別れが来たとしても、その瞬間まで、勿論その後も「推しで良かった」と言えるよう応援していきたいです。

 拙く長い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。

柚那

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