お仕事編１を公開してから２ヶ月も経ってしまいましたが、諦めずに続きを書いてみます。もうすぐ今年も終わるしね、振り返っておくのは良いことだと思う。

急に始まるので、お時間が許せばお仕事編１、生活編もご覧ください。

7月8月、営業再開とコロナバブル再来

6月ごろから再開しているお店が多かったが、どうしてもまだそうは思えなくて、、やっと7月から土日だけで営業再開。
席数を３分の２に減らして、窓と扉を開けて、マスク着用で、など考えられる対策はしつつ、堅苦しくなりすぎないように、、。
8月からは金土日で営業してみた。
週３で営業していても、仕込みもあるので週４〜５で働いていた。
営業の再開を待ってくれていたお客さんが多くてとても嬉しかった。
通販も良かったけれど、やはり、美味しいの笑顔を直接見ることができる喜びはこの上なく大きい。
まだまだ不安な時期なのに来ていただいてありがたかった。

ちょうど桃の時期で、毎年買わせていただいている桃農家さんから仕入れた桃を使ってデザートを考えた。
みんながすきで、ちょっと豪華で、とびきりの…、ということでパフェにした。
これがとても好評だった。
ちょっと都会から離れた空気の良いところへお出かけしたいという人々の希望にぴったりだったのだと思う。
デザートは写真映えもするし。
２、3月の時と同じような感じで結構かなり賑わった。
おやつセットを買って知りましたという方にも来ていただけて、感動した。
新規の客さまもぐっと増えた。

9月、冷めやらぬパフェ熱

桃が終わって、もうすぐぶどうだな〜という頃、やっぱりパフェが人気で、和梨のパフェを作った。
ちょうど恋人の親戚が梨農家さんだったので、美味しい梨を仕入れることができてありがたかった。

そして、葡萄も去年からお付き合いのある葡萄農家さんから仕入れることができた。
10月なかばくらいまでパフェを作っていた。
暑さもあったし、パフェしか作らなくていいんじゃないかと思うくらいにパフェに追われていた。
週３しか営業していないはずなのに、とても忙しかった。
週２の仕込みの日にしっかりいろいろ作って、営業日は接客に集中するようにした。
週５で営業していると、接客しながらの仕込みになるので、接客が疎かになりがちだったので、このスタイルは良かった。
それでもご来店が重なると、どれくらい待つとか、うまくご案内できなくて、店の入り口にはいろんな貼り紙を貼っていた。

10月、久しぶりの個展

去年から決まっていた個展が２つ、この秋に無事に開催することができた。
作家さんのお力になれればと思って、久しぶりに週５の営業にした。

まあ平日はそんなにこないだろうと思っていたが、連日予想よりもはるかに多いお客さまに来ていただけた。ありがたい悲鳴だった。
秋の味覚もたくさんで、観光客の方が多かったのもある。
あとは、丹波栗をせっせと渋皮煮にしていた。しかも２０kgも（めちゃくちゃ大変）。
うっかりとしか言いようがないが、休みがなくなってしまった。
がんばったという基準で自分を評価することはしないが、流石にがんばったと思う。

個展の写真をインスタで見てきましたというお客様も多くて、わたしもすきな作家さんのことをご紹介できてすごく嬉しかった。
でも、このモチベーションがなかったら、かなり疲れていたと思う…。
個展と個展の間の２週間のうち、１週間はほぼ休んだのでリフレッシュできた。

気心のしれたお客さまから、「ここはまだ対策を緩めてないんだね」的なことを言われたが、わたしは割と用心深いようだ。
コロナ前のように戻れるとも思っていなかったし、緩めたことで何か怒ったりしたら後悔しても仕切れないし、体力的に週５の営業や席数を増やすのも無理だった。
自分に合った働き方や体力精神力のキャパが見えてきたことは、コロナ禍でも良いと言えることだ。

11月、ちょっと疲れちゃった

10月に働きすぎてこてんぱんになったので、土日だけの営業にして、自分の時間を作ろうと思った。

そろそろ寒くなってくるだろうし、パフェは作るつもりはなく、栗の渋皮煮で、栗のクレームブリュレをするつもりだった。
パフェ目当てに来るお客様も多くて、残念そうな顔をされるのは、すごく悲しかった。
でも、栗もすごく人気で、大きな栗を喜んでもらえることも多く、がんばって良かったと思った。
パフェがなくてもお客様が来てくれて良かった…。
パティシエのお友だちと不定期で開催している、もりもりの豪華なパフェを３種類用意する店内イベント「パフェパーラー」は開催した。

ひとりではなかなかできない、たくさんの味が詰まったパフェを作ることができるので、わたしも楽しいし、仲間がいるという安心感と刺激がある。
寒くなってきたので、窓は閉めて入り口のドアは開けつつ、ストーブや暖房をつけて営業している。新しく空気清浄機も買った。
お世話になっている作家さんのカレンダーとポストカードのポップアップショップも昨年に続き開催できて嬉しい。

12月、再び休業かな

寒くなってまたコロナが猛威をふるいはじめてきたので、休業して、お菓子の通販をしようと思っている。
お店の構造上、どうしても隙間風が入ってくるし、底冷えするタイプの寒さなので、ストーブと暖房をつけていてもそもそも寒い。
やはりまだ不安は残るし、それならば通販がいいなと今のところ考えている。
あと、ジュエリー作家さんとコラボでクリスマスの商品を作るので、それはとても楽しみ。
わたし自身もおうちがすきな人間なので、おうちにいながらゆるりとしてもらえる手助けができたらと思う。

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こんなにもいろんなことが変わってしまうなんて、思いもしなかったけど、なんとか今年を終えようとしている。
疫病はもちろん喜ぶべきことではないが、仕事について考え改める時間としては、助けられたところもあった。
このまま、無事に過ごせるように、気を引き締めてがんばりたい。
そして来年も健康に暮らせますように、日々を大切に。

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今年最後の週１noteに参加しています。
12/20までの間、週に１回、わたしは火曜日に更新します。