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東大浪人いちろうくんと ノンキな母

■ いちろう君 ■ 

中学受験は、父親のススメで私立の男子校に。
部活や友達と楽しんでいた。

高2から、東大文系を目指し、数学の塾と、英語の個人塾に通っていた。
模試は、ほとんどE判定。

数学と社会が得意で、国語は苦手で足を引っ張っていたらしい。
(国語は捨てていたらしい😱ナント💦)
あと英語も終盤伸びたけれど、ヒアリングが手薄だったらしく😭

そんな中でも、果敢に(???)チャレンジし、14点差で不合格。
1点未満の差で不合格の人もいるし😢
1点違うだけで、たくさんの人がいるとは知っていますが、
模試で、ずっとE判定だった割には、快挙じゃない?!
頑張れば、行けるよ!GO~! GO~! 母だけでも明るく行こう!

「どこも受からなかったら悲しいから」と言って
受験した慶応商学部、合格した(ありがたや😭)
けれど、進学はせず。

2023年4月〜浪人生活がスタート。

本人は「何も頼らず、宅浪する」と言ったが、
父母(いちパパ&いち母)の「それだけはやめてくれ」と猛反対にあい、

 ◎国語専門塾に週1回通う
 ◎オンラインで、東大生にコーチングを週1回(いつでも相談や質問ができる)
このふたつに申し込むことで、一件落着。
あとは去年までと同じく図書館で勉強をするという生活がスタートした。


■ いち母 ■

現役時代「受験生がいると大変ね」と言われても
「なんで???」と思っていた。
願書を出す時だけ、気を使って緊張したけれど
子どもは大変かもしれないけど、なんでお母さんが大変なの?って思っていた。

でも、不合格がわかってから、大変なのかも〜〜〜と初めて思った。
世の中の大半の受験生のお母さんたちは、
もっと緊張感をもって声かけをしたり、うまく伴走しているのかな。

やっぱりノンキかな😭  
模試の判定も、あとから聞いたし(あまり知りたくない)
家をきれいに掃除したり、神社で合格祈願したり、
塾の先生とも連絡を取り合ったり、
おいしいごはんを作ることはしたけれど
でも勉強するのは本人だし。

受験前、頭では
「浪人してもいい、人間としての厚みも出るし成長するし」と
思っていたけれど(いまも、そうだと思っている)
でも、実際に現実化した時は、フリーズした。

番号がないことを確認した時
「東大はそんなに甘くないよ」という言葉が浮かんだ。

3月中は、先が見えない不安、焦りがいっぱいだった。
慶応には行かないんですか???

今後の見通しとか、
信頼(自分に対しても、息子の生活リズムに対しても)が
大事だなと思った。

「そんなに起きないんだったら、河合塾とか行ってもらった方が、
お母さん気が楽なんだけど」
「行かないよ」
のやりとりとか、色々と すったもんだ、あったけれど、
とりあえず、放置していた国語の専門塾に行くことと
伴走してくれる第三者を依頼したというところでひとまず落ち着いた。

大手予備校に行っても、宅浪でも
なんでも、とにかく本人のやる気、どれだけ行きたいかが大事だからな〜。
去年は信じて見守るだけで、ちょいと足りなかったという反省があるので
今年は、信じて、優しく声もかけつつ、見守るというスタンス。

一番心配なのは、生活リズム。
朝起こすのが一苦労。
でも、それが、いち母の一番大切な仕事と思って、楽しむわ。

私自身は、30年以上前に、
高校からの推薦で、四谷駅前の大学に入学した。
英語と思考力テストと面接があったので、英語は超ハードに勉強した。

センター試験(今でいう共通テスト)は
何科目も受けなくてはいけないので
受けた人をめちゃくちゃ尊敬している。

私は受けていないのに、
「やばい、明日センター試験なのに全然勉強していない〜」と
大人になっても何度か悪夢をみて焦った。

前世の記憶か・・・・?




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