今日（2020年7月20日）、ランニングついでに元ノラヤのあった道を通ろうとした時。

あっ、景色が違う。遠くから気付きました。

ついにこの日が来ました。

ノラヤのあった建物がなくなってしまいました。

まあ、こうなることはわかっていたんです。そもそもここは築50年を超える古いアパートでした。下水の不具合が出た時も古すぎて根本的解決は難しかったのです。他にもちょくちょく壊れたところはあったのでしょう。

大家さんも90歳を超える方で、大家さん業を息子さんにゆずってまかせることにした、とおっしゃっていました。

退去後、半年ほどたち2020年になってから不動産屋さんから連絡がありました。「息子さんから連絡ありまして。あのアパートは壊すことにしたそうです。ですので、敷金はそのまま戻ります」

あの古さなら仕方がないなと思いました。 ノラヤのあとにできた店に行って「わたし、ここ借りてたんですよ…」って悲痛な苦笑いをしてみたかった。

いつ壊されるんだろう。寂しくはないけど、壊されるところ見たいな。ランニングの際や通りすがりに、ちょくちょく様子を見に行ってました。

２人居住者がいたのですが、冬のうちに退去されたようでした。コロナ禍でしばらく日本の一部機能が停止したようになっていて、取り壊しは延長されたように思われました。それでも、エアコンの室外機がいつのまにかなくなっていました。取り壊しの日は近いだろうなと思ってました。

今日、久しぶりにランニングで通ったら、こんな風に更地になっていました。

表面の土の感じからして数週間経った雰囲気ではない、多分、ここ１週間くらいではないかなあ。

あれ、ほんとうにここだったんだっけ。狭いもんだなぁ。裏のマンションの人は明るくなって嬉しいだろうなぁ。

元ノラヤの前の道路では前から下水道工事がさかんに繰り返されていて、この日も工事の車がたくさん停まっていました。更地を写真に収めるランニングの格好をした私を、工事の人が不思議そうに見ていました。

さてどうなるのでしょうか、立地と地盤はいいところなので、またアパートができるのかもしれないですね。