漫画紹介~

GW最終日…………。
みなさんいかがお過ごし大丈夫じゃねえわ!!!!!!!!!!!!!

も~~~~めっちゃ具合悪~~~~~~い。連休の半分だるかったりよくなったりで、うちでうんうん唸ってました~~~。
ほんで今日も午後からの天候の荒れで低気圧……ものすごい勢いでバフかけてきましたけども……。これでよりブーストかかった気がする……。からだに力がはいらぬ。

もっっっっ、ほんとっっっっ、note書き始めてからも定期的に体調が~~~いうてますけども、ほんと体壊しやすくなった。学生のころとか体力筋力はなくてもめったに体調崩さない健康優良児だったのにな~~~。別人級のキャラ変。特に今年はいってからがヒドイ! どっかでねえ、立て直さないととは思いますねえ。思ってるだけですけどもねえ。

体調がある一定のひどさまでいくと、毎回思うのが「こんなのが生きるってことなのか……?」というシリアスなやつである。治ったらケロリとしてそんなこと考えないので都合いいもんだ。しかし毎度その不条理さに、頭が「???」でいっぱいになる。こんな思いをするのが生きるってことなのか……? など。
そしてでもわたしの思いにかかわらずいまこのときも体のなんか、細胞? 組織? は戦っており、生きようとしてるんだな……。がんばってるんだな……。と思う。すげぇっ……人間の仕組みっ……。
からだはいついかなるときも生きようとしてるんだな~~~と思う。恒常性というやつか。えらいもんで。休みのない工場みたいなもんでしょ。大変だ。


で、べつの話。GW中の無料開放で見つけた「大丈夫俱楽部」という漫画を寝ながらマターリ読んでました。貼っていいのかな。いいか。

今日一杯で全話無料が終了。あしたには読めないのか~~~残念~~~。手前は紙派なので、単行本が電子配信のみなのも悲しみ……。

ざっと言うと、花田もねさんという20代独り暮らしOLの女性は「自分を大丈夫にする」趣味を持っていて、疲れたな~とかなんか不調だな~というとき、寝る前に「明日もなんとかやってけるか」ってところまで持っていくための、自分のためだけのささいな行動を見つける話。いったらセルフケアですね。
その「大丈夫」が完全に花田もねさんのためだけのものなので、ディティールが細かい……というより、よそから見るとそれでいいのかい!? という突飛だったりちょっとついていけないようなこだわりに走っていて、その挙動が面白い。フラフープとか、炊飯器直食い白米とか。
あと、そんなマイペースな……というか「マイペースに生きようと奮起している」花田さんの周りにも、大丈夫を求めるそれぞれにゆかいなひとびとがおり、みんな個性的で面白い。そのうちのひとり(? 人間ではないので)、芦川さんというひとと花田さんとからなる、「大丈夫を目指す」活動をしている私設団体が「大丈夫倶楽部」というわけ。

でまあ、いろんな人物がでてくるとは申した通り、彼らの生き様、目的、興味の方向性などもさまざまなのだけど、特徴的なのが「宇宙」と「深海」という二極への指向性がある。
どちらもひとが住めない領域だ。人物のひとりは、そのように「誰もいない場所」を求めて宇宙を目指していたりする。それはいまいるこの場所、喧騒かしましい現代社会のなかで「大丈夫」の圏域をつくろうとする大丈夫倶楽部の活動とは真反対だけれども、重要なのは、花田さんにとってはそこが、その人物にとっては宇宙が、それぞれに自分の住める場所、自分を生かす場所、「ハビタブルゾーン」というところ。

しかし深海には深海に住む生物がおり、宇宙には宇宙の生物もいるはず(いないか……? 地球の生命とはちがうかたちならいるんじゃないか……?)。山のうえにも、山のうえに住む生物はおり、森には森のがいる。
それぞれに厳しい環境なればこそ、だれもみんな生きるために体や習慣、それこそ生命のかたちを環境に最適化させて、人間一般とはちがう姿をとり命をつなげている。たとえばナマケモノは時間の流れが人間とはだいぶちがうように。

かれらは人間サイズの文明やいわゆる言葉を持たないから、どんなにして一生を終えるのかわたしたちには知れないけれども、たとえば生存競争の過酷な森林や荒野に生きる野生生物たちは、生涯でいっしゅんたりとも落ち着ける時間や帰っていける家のような空間を持たないのだろうか? そうした”隙”を持つことは「生き抜く」ためには無駄になるのかもしれない。
絶えず追われ、脅かされ、「生きる」ことに急かされる生涯かもしれない。
それはあたかも、物言わず動き続けているわたしたち人間の体組織のように。

わたしたちは生きやすい場所を探して、ここではないどこかをいつも探しているけれども、「大丈夫倶楽部」を読むとはじめから過酷な環境にいるかれら、あまりにも生活様式がちがうひとびとのことに自然に思い当たる。
かれらとてその肩の荷をわずかでも下ろして、大丈夫になれるしゅんかんがあればいいなと思う。

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