見出し画像

9/6〜美容院に行った直後雨に降られる、シン・エヴァンゲリオンなど

 娘を園バス乗り場に連れて行き、家に戻り赤子にミルクを飲ませ、久しぶりにきちんとメイクもして慌ただしくチャリにまたがり産後はじめて美容院へ行く。前回行ったのは、予定日直前で気がつけば5ヶ月経っていた。しばらく行けないのはわかっていたので、『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグくらい短くしてもらった(※あくまでもイメージです)襟足はすっかり伸びきって、トリリオンゲームの目黒蓮のようなありさま。さらに産後の抜け毛がひどくて、前髪付近にすきま風が吹きつけているので、「襟足はうんと短く、とにかくこの薄毛を誤魔化したい」とオーダー。担当の人に「そしたら、マッシュだね」と提案してもらい、マッシュ風味のベリーショートに切ってもらう。前回、膨らみにくくするためにサイドを刈り上げてツーブロにしてもらったら、すごく収まりが良かったので同様にしてもらった。想像以上にいい感じになってルンルンでお店をあとにする。ビビってあまり短くしたがらない美容師さんが多いけど、今の担当さんは躊躇なくバッサバッサのりのりで切ってくれるのですごく気持ちいい。美容院は完全にひとりになれるし、自分のためにあれもこれもしてもらっているという感覚を持てる貴重な時間だと母になって思うようになった。
 帰宅したら、夫がリビングでオンライン会議中だったので邪魔しないよう終わるまで寝室でうたた寝。ここのところベリーショートにする度に「和田アキ子みたい」といじってきた夫だけど、今回は特に何も言ってこなかったのでまあ気に入った模様。オンライン会議が紛糾して長引いたのでもう今日は出社しないことにしたと言う。赤子のお世話をしつつまったり2人で過ごす。
 5時に夢中にゲスト出演する東出くんをちょろっと観て、うしろ髪ひかれつつお迎えへ。パラパラ程度かなと思っていたのに、雨足の勢いが激しくなって娘のバスが到着するころにはびしょ濡れに。優しい園ママが自転車置き場まででもということで折り畳み傘を貸してくれた。せっかく美容院できれいにしてもらったのに、台無しである。レインコートも帽子もないけどもちろん自転車に乗って帰る。娘の後部座席はがっつりカバーで守られているので濡れない。
「ママはがんばって あめとたたかって」と応援される。

切りたての 襟足たたく 夕立や

 帰宅後は、久しぶりに家族みんなでお風呂。すぐお風呂に入ってしまえば、雨で濡れることもさほど気にならない。冷凍のチキンライスを使ってオムライスを作ってあげて、卵にケチャップで娘のなまえを書いてあげたら「うわー うれしい」と大喜びで平らげていた。
 昨夜、出前館でつけ麺専門店のつけ麺を頼んだのだけど、あつもりを頼んでいたのに来たのは「ひやもり」ですぐ作り直して持ってきてくれた。そんなわけで図らずもつけ麺が4つになったので今夜もつけ麺を食べた。温めれば一夜経っても十分美味しく食べられた。
 お風呂もご飯も早々終わってるし雨で柴男のお散歩には行けそうにないしで(※うちの柴男は家でおトイレする)映画を観ることに。私の中では『RRR』か『さかなのこ』の気分だったけど。「完結してないでしょ」とツッコまれ、エヴァの最終版を観ることに。(※夫は2回目)ずっと観続けてきたのにこの感想もどうかと思うけど、相変わらず意味がわからない。でもわからなくても良いのかなと思うようになった。それでも何気ない風景やBGMが相変わらずカッコよくてこれらを楽しむだけでも良いのかと思ったり。さらに洗練されていて、最終決戦が始まるまでのパートはもはや散文詩のような趣さえあった。そうか最後に傍に残ったのはアスカじゃなくマリだったんだ……と思いつつ、こうしてシンジくん、そしてずっと見守ってきた我々の青春もついに終わったのだと感慨に浸る。
 主要人物ではない、鈴原ヒカリの台詞に一番グッときた。
 「生きることは、辛いことと楽しいことの繰り返し。毎日が今日と同じでいいの。人生で今がいちばん若い時だし、今をしっかり生きたいの。」
 noteにも書いているけど、毎日同じことの繰り返しのこの育休期間がちょっとしんどい我が身にはなんたるシンクロ……そういう時の巡り合わせで今日観ることになったのか?と突き刺さった。
 それを傍らの夫に伝えたら、いつもは「またそんなことうじうじ言って……(子どもがいるだけでしあわせでしょ?)」という夫も「それはきっと君がまだ(気持ちが)若いからなんだよ。(※夫は約10歳年上)そして、そういう気持ちがあるというのは悪いことではないと思うよ」と言われ、そうなのかなあと思う。未だ迷い惑いっぱなしなのだけど、時間が解決してくれるのかな。

#美容院 #ベリーショート
#シンエヴァンゲリオン  
#シンエヴァンゲリオン劇場版
#育休 #育児日記 #俳句

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?