5点ラジオについて

 「ゲイと女の5点ラジオ」を知ったのは今年の3月下旬、Amazon Musicのポッドキャストのおすすめとして表示されたことがきっかけでした。
 正直な第一印象は、「ゲイ(というよりオネエと呼ばれる方々)が世相をぶった斬る系のよくあるポッドキャストだろうな。そこそこ面白いんだろうけど似たようなのが多くて飽きたよ…でも暇なとき聴いてみるか」でした。酷過ぎてすみません。
 このように思う場合の「暇なとき」は結局訪れないことが多いものですが、5点ラジオに限っては、なぜかわりとすぐに訪れたのです。今思うと、アイコンの2人のイラストに惹かれたような気がします。お洒落なのにすれた感じがしないというか、なんかよく分からないけど良い人たちな気がする、と思ったのです。
 初めて聴いたのは#014「白湯のペットボトル」の回でした。白湯なのに通販、ペットボトルという矛盾に突っ込むところで、久々にたくさん笑いました。ゲイとか女とか関係なく面白い番組だなと思い、そこからちゃんと聴くようになりました。

 ちなみに歴代の配信回で私が特に好きなのは以下の3本です。

・#096 ゲイと女と「ショップスターバリュー」【通販番組の言い回し】
 ただひたすら笑える回。同じ理由で、over the sunの「徳川埋蔵金のありかについて語る回」も大好きです。たぶん私は笑っていたい。

・#072 ゲイと女と「2021年」【ネオおばさんの誕生と広まり】
 2人が2時間くらいゆるーく語る回。年末年始は暇でいい。なんの予定もなくていい。

・#125 ゲイと女と「味噌女パラダイス☆さん降臨!」【スペシャルゲスト】
 味噌パラ先生のエネルギーに圧倒される。そして元気になれる。


 また、私は5点ラジオのお二人の、やりたいことや目標に向かって貪欲に突き進む姿に本当に励まされています。
 ジャパンポッドキャストアワードに自薦で参加し(「母親が勝手に事務所に履歴書を送って~」とか言わない)受賞という結果を出し、アイドルや構成作家という「なりたかった自分」を実現しているところを見ていると、日々仕事や生活を回すことが優先になりがちな自分には、好きなことを追いかける姿勢がもう少しあってもいいのかなと思います。
 地上波に進出なんてことになると、メジャーデビュー症候群(注:応援していたマイナーなアーティストが売れ出すと途端に冷める現象に私が勝手に名前をつけました)の私は聴くのをやめてしまうような気もするので、個人的には今くらいの感じでずっと続けていってほしいです。でもマネタイズを考えるといろいろなところに進出したほうがいいのか…。
 他にもいろいろ書きたいことは浮かびますが、とにかく5点ラジオはとても素敵な番組です。このnoteを読んで初めて5点ラジオを知ったという方は、ぜひ聴いてみてください。


 「小生おじさん選手権」では小生おじさんであることに特化したレビューしか書けなかったので、私が5点ラジオについて思うことを書きました。ちなみに、「五点ラヂオにつひて」でしょうちゃんさんの笑い声に言及しましたが、私はしょうちゃんさんが本当に面白い時や痛々しい場面で言う「やめて…やめて…!」が大好きです。




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