のあ

想いをぶつける場所がほしかった

のあ

想いをぶつける場所がほしかった

最近の記事

優しさに戸惑う夜

優しさに苦しんで、まだ苦しみきれていないわたしは、未だに踠いている。 3月に失恋した。もう6月になろうとしている。でもまだ好きだ。 淡い期待を抱きながら、友人として彼に接することが怖くなっている。怖いというか、なんてLINEしたらいいか分からなくて、トーク履歴を読み返してみたり、2人で出かけようと誘ったら変に思われないか不安だし、要するにビビってる。 実は本当に怖がってるのかも。 女々しい感情は早く捨ててしまいたいけど、なかなかそう簡単にはいかない。 彼は特別にかっこい

    • 真夜中のセルフケア

      4月からとても忙しくなると覚悟していたけど、案外そうでもなかったなって拍子抜けしてる。もちろん同期や先輩、学ぶこともたくさんあるのだけど、もっと忙しいと思ってた。(こんな時間にnoteを書くぐらいだから忙しいのだけど) ただ、身体は思ったより疲れ切っているようで、電気をつけたまま寝てしまう日も何度かあった。肌に悪いと分かりつつ、メイクも落とせなかった。一度ベッドに倒れ込むと、再び起き上がるなんて到底無理だった。そんなことを繰り返しつつ、きちんと自分を愛してあげないと、なんだ

      • 優しさに苦しんだ夜

        数日前に失恋した。遠くて会えないから、初めてLINEで告白した。味気ない。 振られた実感は特にないけど、ふとした瞬間に「彼ともし付き合えたら」と想像して、思い出して、悲しくなる。馬鹿だ、自爆しまくり。今となってはただのガラクタでしかない。でも案外それが微笑ましい気もする。ああ、私ってほんと単純だなと思わせる。 試しに最近流行りの恋愛免許をやってみたら、面白いくらいに結構当たってて、エスパーなのかな?とかちょっと思った。 「明らかに自分よりも堂々とした人、余裕がある人を好ん

        • 結婚しない?

          あれはわたしがまだ中学生だった頃、Twitterで一人の男子高校生と知り合った。あの頃の彼は、本当にどうしようもないくらい人を信用していなくて、死にたがりだった。それなのに人に依存したり、人を愛したり、感情の起伏が激しくて忙しい人だった。でもわたしにはそれがとても興味深くて、彼の眠たそうな声が心地よかった。 知り合って数年が経った時、彼が「彼女と別れた」と電話してきた。電話をかけてくることは珍しくなかったけど、電話越しの彼の声はあの頃の彼に逆戻りしていた。 それから彼は煙草

        優しさに戸惑う夜

          インスタ疲れ

          疲れた。 ふとそう思った。 Instagramのストーリーに映し出される友人たちの日々、それに反応するコメント、自己承認欲求の塊と批判する人、そうやっていろんな意味で「みんなが格好つけるために寄ってたかる場所」のような気がする。 わたしはデザインすることが昔から好きだった。母のガラケーで写真を撮ったり、将来つくると決めた秘密基地の設計図を考えていた。子どもながらに「お洒落なモノは素敵だなぁ」と思っていた。キラキラして見えた。 Instagramにストーリー機能が追加され

          インスタ疲れ

          自発的な恋愛

          「若い時の方が、直感で恋愛してた」 小・中学生の頃は、この人好きだと直感的に思ったし、自分の感情に正直になって告白したこともあった。一目惚れもした。それが楽しかったし、そういうものが恋愛感情だと思っていた。 だけど、今は違う。 自発的かつ現実的に恋愛している気がする。 「この中で付き合うなら…」 「この人と付き合ったら…」 相手に対して非常に失礼な考え方だけど、そういうことばかりを考えたり、万が一別れた後の関係性や周りへの対応なんかを頭でっかちに考える。 次の一歩を踏み

          自発的な恋愛

          電車内に隠された潜在意識

          先日、Twitterで「優先席は、健常者が座っちゃいけない席じゃなくて、然るべき人が来たら譲る席」というツイートを見た。これは私自身が最近気にしていた問題だ。 優先席がガラ空きの車内、普通席の前でつり革に掴まっている人たち。 「あれ、優先席って座ったらだめなんだっけ?」と思うくらい、人々に避けられた、座ることに抵抗をもたれてしまった、違和感しかない空間があった。 そもそも「優先席」とは 「特定の人が優先的に使用できるよう設けられた座席。特に電車・バスなどの公共交通機関で、

          電車内に隠された潜在意識

          子どもが大人に変わる時

          「大人になる時」が18歳に引き下げられ、少し戸惑った。 選挙権は知っていたけど、成人式まで下がるとも聞いた。 もちろん、若者が政治に興味を持つのは大事。でも大人たちの投票率が低いからといって、ちょっと押し付けられた感もある。 まだ未成年の私たちが投票してもいいのか、政治に関わっていいのか、そんな不安が一番大きい。 私には、ちょうど成人式が18歳に変わる年代の後輩たちがいる。そして、その子達は初めて「センター入試がなくなる」世代でもあって。 「正直言って、20歳で大人になる

          子どもが大人に変わる時