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病名が確定するまで

今回は今年になりやっと診断がついた病名について書いていきます。
結論から言うと、病名は特発性頭蓋内圧亢進症です。

1 いままでのお話

恐らく中学2年生の春、頭痛と学校の健康診断で視力検査の際に違和感を感じたのが始まりです。
下記のランドルト環で視力を測定します。

https://dic.nicovideo.jp/oekaki/662804.png

片目を隠して視力検査をする際に、両目外側のランドルト環が見えませんでした。
顔を傾けて少し上を向くと全体像が見えるようになるのですが、顔を動かさずに前を向いていると視力の見えないではなく形自体が見えなかったのです。

家の近くのかかりつけの眼科の受診
元々アレルギー体質で、少し目が腫れたりかゆみがあったり視神経が腫れてる(?)といわれていたのですが、やはり目が見えないというのは大きい病院で検査をした方がよいといわれ紹介状を書いてもらいました。

脳神経外科と眼科がある大きい病院の受診
実は、小学校4年生の時にも目の症状から脳神経外科にかかったことがあったので、違う脳神経外科ですが、眼科から脳神経外科にかかるのは恐らく2度目
あまり鮮明には覚えていませんが、MRI、眼圧検査、視野検査など様々な検査をしました。
結果としては、幸いにも緊急を要する脳出血や脳梗塞などの心配はいりませんでした。しかし、視野検査で視野欠損があることがわかりました。

そして、脳圧が関係している可能性があるといわれ、腰椎穿刺(ルンバール)をすることになりました。
ここで初、ルンバール

腰椎穿刺(ルンバール)

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fmedley.life%2Fsymptoms%2F5539fcba83815011bdc813e7%2Fdetails%2Fhospitals%2Flumbar-puncture%2F&psig=AOvVaw1V1DXKJGIAHUAHu01yvsLb&ust=1640566337869000&source=images&cd=vfe&ved=0CAsQjRxqFwoTCJDs7IKggPUCFQAAAAAdAAAAABAD

医療者ではないので明確な説明ではありませんが、簡単に言うと脳と脊髄の周りを包む脳脊髄液を調べる検査です。
そこで、圧を見たり感染の有無を調べたりします。
検査結果が、莫大に脳圧が高いというわけではなく通常よりも高いということでした。
今すぐに治療する必要はなくて経過観察することになりました。
そのため、特発性頭蓋内圧亢進症の診断は確定ではなく、「こんな病名があるんだよ。」「この病名の可能性が高いかもね。」と言われました。

それから、視野欠損は徐々に進行する一方
特にこれといった治療をすることはなく時間が過ぎていきました。

2 転機

大きく前進することがありました。
卒業と入学

高校を卒業し、大学進学とともに上京することになりました。
それに伴い違う病院を紹介してもらいました。

都内の大きな眼科の受診
視野検査、眼底検査、眼圧検査など様々な検査を受けました。
結果では、眼科ではできることはなく、念のため脳神経外科を受診してほしいと言われ、大学病院の紹介状をもらいました。

大学病院の受診
脳神経外科にかかり、MRIなどの脳の検査を行いました。
やはり、脳圧をはかる検査をやりたいということでルンバールをすることになりました。
でも、前に検査をして通常よりも高いという結果だったため、また同じような結果で治療をすることができないことが懸念され、検査入院で簡単に言うと、24時間ルンバールをして脳圧に変動はあるのか、どこまで高くなるのかをするという方針になりました。

次回から今年の入院生活について書いていきたいと思います。
そしてあと5日で2021年も終わってしまう…
年々、時間の流れが速くなっていきあっという間に一年が終わっている。悲しい

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