今日市役所に行きマイナンバーカードの更新手続きを行った。

マイナンバーカード作成時が未成年であったため、作成から5回目の誕生日までに更新が必要であったらしい。
期限内ならオンラインで手続きができた(多分)。

私の誕生日は4月。とっくに期限を過ぎていたのだった。

「更新しないとヤバイ」と定期的に思い出していたものの、いろいろなことを優先させていると時間がなかった、という言い訳でもしておこう。

期限が切れたものの、マイナンバーカードをそこまで使用する機会がなかったので大して気にすることなく生活を送っていた。

だがしかし、ふとコンビニで証明書を発行しようとするも「不可」となってしまったのだった…。

電子証明書の期限が切れているのでコンビニで公的な証明書を発行することができなくなったしまっていた。

今まで気にしていなかったが、マイナンバーカード無いと色々面倒であるということが分かった。

取り急ぎ証明書が必要であったためコンビニでの発行を諦め、市役所に行き手続きを行ったのだ。

期限を過ぎているのだから急いでその場でマイナンバーカードを更新する手続きをするべきだったのだが「面倒だから」という理由で市役所を後にしてしまった。
私の頭の辞書には「反省」という言葉が載っていないのかもしれない。

かれこれ1ヶ月以上が経った今日という日にふと市役所に行き更新手続きを行ったのだった。

頭では「やらないといけない」と分かっていて先送りにし、
今日が「時間があったから」という理由で行ったのだった。
こんな人間になってはいけない。

この更新では本人の写真が必要であったため、事前に家から用意をしていったのだ。

だって、その場で撮られる写真はイマイチだからだ。
運転免許証の写真ってイマイチになりやすいもんね。

ということで写真を用意したので、現地で撮ることはない。
そのため適当な準備で家を出たのだ。

肌がかなり荒れていたし、マスクをするという理由でノーメイク。
地元の市役所に行くだけなのでコンタクトにせずメガネで出かけた。

平日の市役所は空いていてスムーズに案内された。

「ちょっと更新を忘れていたんですよね~」
というと確認してくださることになった。

その後担当の人に手続きをしていただいた。
「あぁ。ちょっと期限切れちゃってますねww」
1言目がそれで少し恥ずかしい気持ちになった。だよね。

書類に記入したり、パスワードを設定した。

最後に写真撮影をすることになった。
「あ、写真持ってきましたよ！」

期限はとっくに切らしたのに、そこは準備万端なのだ。

「そうなんですね！確認しますね〜」
と、写真を渡す。

「ん？」
なんとなくヤバそうな雰囲気がする。

「◯◯さん、コレっていける？」
あれあれ、もしかしてやばいのか。

こうして1人の女性が現れる。
「この写真色味マズイかもです…」

まじか。
どうやら家のコピー機のインクが少なかったのか写真を上手く印刷できていなかったらしい。
言われてみればダメな写真だと思った。

「今撮影してもいいですか？？」

まじか。
ほぼ寝起きに近いこの顔が証明写真になるのか。
混乱する。

だが、ワガママを言って市役所の人を困らせてはいけない。

「全然大丈夫です！！！」

そう返事するしかないのだった(泣)

担当の男性は気にしていなかったようだが、再び女性の職員さんが現れ
「今日撮る予定じゃなかったですか……。大丈夫ですか…。」

あぁ…。こんなことなら準備してこればよかった。
そんなボロボロの私に気を使わなくていいんですよ…という気持ちになった。

諦めてその場で撮影していただくこととなった。

メガネは外すことになった。

「今から撮りますんで、ココを見ていただいて…」
「ココですココ」

カメラのレンズの位置に「ココを見てください」と書いてあったそうなのだが、メガネを外したせいで見えなかったのだw

無事に写真を撮り終え、最後に確認作業に移った。
特に問題はなくスムーズに行うことができた。

最後に先ほど撮った写真が出てきた。
案の定ボロボロだった。
加えて自転車できたせいで前髪が想像以上に乱れていた。
メガネを急に外し慣れず何も見えなかったため、視点が変になってしまった。

「これでいいですか？」

何度撮っても同じだ。
泣く泣く「大丈夫です！ありがとうございます！」と答えたのだった。

次回の更新は10年後になるだろう。
32歳になるまでこの写真を目にしなければならない。
本当に嫌だ。

今後はこういった手続きを怠らないようにしなければならないと思った。
反省。

おしまい。