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人生最後の入学式かもしれない

昨日で私は大学院生になった。

そのため今日は入学式に参加していたのだった。

私は学部時代と大学院(修士課程においては)で研究室を変えない、いわゆる内部進学者であったので、あまり「新しい気持ちで緊張する」とか、そういう気持ちが芽生えないままの参加となった。

強いていうのなら、私が在籍しているところとは別のキャンパスで式が行われたので、まぁ珍しいかといったところだった。

本来ならば学部生の頃にも入学式がこのように行われて、参加していたのかもしれない。
そんなことも感じた。

私は2020年に大学へ入学したのだが、コロナウイルスの流行とともに入学式は中止となってしまった。

その当時は、大学生になった喜びや新生活への期待でワクワクしていたようで少しがっかりした。

4年後自分がどうしているか、大学院に進学することもまだ考えられていなかったので、「人生で最後の入学式終わった」なんて思っていた。

が、今日が本当に人生で最後の(自分の)入学式(かもしれない)となったのだった。

特に何かが変わるわけでもなく、ただ淡々と話を聴き、式は終わったのだけれど。

(こんなことは言ってはならないが入学式や卒業式の話は長すぎる)

式は大学院生全体で行われた。

私立マンモス校であるが、大学院生となると人数がかなり少ないなと思った。

式の後に履修登録についてや諸連絡のために研究科ごとにガイダンスが開かれた。

ここで初めて自分の研究科に誰がいて、どれくらいの人数であるかを初めて知ることになる。

教室に入ると前に自分の席に名前が書かれており、確認して着席することになっていた。

専攻や課程別に列で分けられていたのだが、なかなか名前を見つけられずにいた。

あまりに見つけることができず「あれ、教室間違えた…?」とか「入学できてなかった…?」という考えが頭によぎってしまった。

が、よく見ると人数の加減で別の専攻に名前が載っていた。
出席番号が早かったからだ。
本当に専攻を間違えてしまったのかと焦って、担当教員に連絡しようとスマホを握ってしまっていた…(笑)
分かりやすく書いておいて欲しかったyo…。

ガイダンスが終わった。

同じ研究室の人同士仲良く話しているのを目にする。

大学院生ってそんなものだろうか。
研究室の仲間でかたまるのだろう。

私は研究室に同期がいないタイプなので早々に教室をでた。

これは最初からわかっていたことであり、耐えられないのであれば研究室を変えようという話であったので心構えしていた。1人の方がいいなと思っていたところがある…。

変なところで必死にならなくていいので、今までの入学式の中で1番気楽に参加することができたと思う。

これが学部生だったら辛かったかもしれないとも思う。
友達作りを頑張っただろう(頑張ろうという気持ちだけ)

ま、学部生の時も友達はほとんどいないが(笑)

そんなこんなで教室をでた。

式に来てくれた父と母と合流し、ご飯を食べに出かけた。

サークルの勧誘が行われていて、なぜか数名に声をかけられた。
今日スーツを着ている人は大学院生だ。

「どうも~サークルどうですか~??」「ちょっ!この人大学院生やで…w」「あっ…」

がんばれ学部生と思いながらスルーした(笑)

これにて入学式終了。

想像以上に疲れ、家に帰って爆睡してしまった。

明日から学校に登校し、とりあえず2年間を頑張っていきたい。


「あんたスーツ汚すぎるでしょ!」という母から指摘され、スーツのホコリを取るために大学内のコンビニでガムテープを購入した。
両親と共にスーツのホコリをとる。ガムテープで。
こんなに要らないよ~と思うが仕方がない。
サークルの勧誘スペースで「え?ガムテープもうなくなったん!?」と聞こえたので、是非差し上げたくなった(持って帰った)

足の中指の骨にヒビが入ってしまい未だに痛いため先の尖った靴がとても痛かった。
普段ヒールのある靴も履かないので何度も転びそうになる。危ない。
頑張った。

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