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小寺の論壇:前立腺の検査入院で色々考えた

知財、IT産業、ネット、放送、買ったもの、ライフハックなど、コデラの気になるところを語ります。


6月上旬に市の健康診断があり、血液検査や尿検査など色々やったのだが、PSA値がちょっと高いので精密検査が必要だという。PSAとは血液中に含まれるタンパク質の一種で、原因としては前立腺ガン、前立腺肥大症、前立腺炎など、とにかく前立腺に関わる数値である。通常は「4」までが規定値であるところ、検査結果が「4.1」だという。

ただ4ぐらいでは、前立腺ガンが発見される率は20%ぐらいしかないので、おそらく前立腺肥大ではないかという。前立腺肥大は、60代では60%ぐらいがかかる病気なので、男性の半分ぐらいは歳を取れば関係してくる病気だ。現在コデラは59歳。ちょっと早いが、ない話ではない。

前立腺は膀胱の下、尿道を取り囲むようにして存在するので、これが肥大すると尿道が狭くなり、頻尿、残尿感、尿が出づらいといった症状を発症する。コデラの場合、頻尿とはもう20年ぐらいの付き合いなのであまり気にしていなかったが、そう言われてみれば前立腺肥大傾向があったのかもしれない。ちなみに父も歳を取って前立腺肥大症だったので、遺伝も多少はあるのかもしれない。

精密検査の初回は再度の血液検査と触診だったが、前立腺肥大があることは間違いないという。次はMRIである。点滴で造影剤を入れながらの撮影で、検査費1万円ちょっと。結果はすぐにわかり、はっきりガンがあるようには見えないが、怪しいところがあるという。よって、麻酔して針で検体を採取する検査方法で最終確認をすることになった。それが7月10日の話である。

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