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静岡県コンプリート」【517〜531日目11月20〜12月4日】 50代にして日本全1741市町村に歩いていく挑戦の道へ [静岡県〜山梨県編]

◆ルート
静岡県伊豆から富士山の北側を山梨へ
そこから再び静岡へ

前半、伊豆から山梨

伊東市~東伊豆町~河津町~下田市~南伊豆町~松崎町~西伊豆町~伊豆市~伊豆の国市〜函南町〜沼津市〜三島市〜清水町〜長泉町〜裾野市〜御殿場市〜小山町〜山梨県山中湖村〜道志村〜忍野村〜富士吉田市〜西桂町〜富士河口湖町〜鳴沢村〜身延町〜早川町〜南部町〜静岡県富士宮市〜富士市〜静岡市〜焼津市〜藤枝市〜吉田町〜牧之原市〜御前崎市〜菊川市〜掛川市〜島田市〜川根本町〜森町〜袋井市〜磐田市〜浜松市〜湖西市〜愛知県豊橋市〜田原市

後半静岡県横断

◆苦労の連続?
なぜかこの間、いろいろ苦労しました
想定していたものもあれば、全く予想外のものまで

★想定していた苦労編
・強風
この時期、北風は強いもの
いつも掲げている日本一周中の看板も強風だとたびたび下ろします

こんな看板

が、11月29日はやばかった


吉田町の防災公園「北のオアシス」に野宿

強風をよけるために建物の影を使おうとしたけど
「夜は警備会社がチェック」とのスタッフの言葉にビビり
普通にちっちゃいトイレの裏にテント設営

が、夜になって風が強まってきます
テントの中にいればいいんですが、外に出たらテントが飛ばされそう
(ペグを使ってないので)

今までで三本指に入る強風

トイレの近くなのにトイレにも行けない
(ちなみにトイレは夜中は閉まってましたが(笑))
そんな風の強さ

朝になり風が落ち着いてホッとしました

雨の大変さはよく心配されるけど
雨は単につらいだけ、でも風は怖い
そんな感じです

・登り、寒さ
今回、伊豆からそのまま静岡県内を西に向かうか
山梨を経由するかで迷いました

が、せっかく上ったのに市町村をあまり回らず下る
(小山町まで1000m近く登って富士市に下る)のがもったいない
ということで山梨へ

あと、東海道からの富士山もいいけど
北側からも雪化粧の富士山を見たい!という理由もありました

が、課題は「登り」と「寒さ」

まずは登り
静岡県クリアのために1000mのぼる必要があります
1000mといえばちょっとした登山
傾斜は緩いもののほぼ0mからの登り
じわじわダメージが…
しかも、進めば進むほど傾斜は急に

こんな急坂も

といっても3~4%くらいなので何とかクリア

お次は寒さ
11月下旬、標高1000m近く、富士山の影…

実際、地元の方も「寒いよ~」と教えて(脅して)くれました(笑)

そういった不安要素はあるものの
・群馬県で氷点下を経験
・ここで寒さを経験すれば後が楽というポジティブさ
で何とかクリア

寒さも風もそれほどではなく助かりました

さらに小山町(須走口)、富士吉田以降はだんだん標高が下がったのでホッ

・テントポール
今回の苦労の中で一番軽いやつ
なぜなら予備を持って歩いてたので

ただ、本当にサイズが合うかはちょっとドキドキでした

あと、このアクシデントはもろもろの苦労があった後、
もう大丈夫かな?と思ったところにやってきたので
ちょっと心が折れかけました

ずっとポールを持ってるのはむだかな?
と思ってたけれどほんとに助かりました

想定外苦労3連発
ここからは12月1日~2日にかけて起きたのを時系列で
・職質
この日は島田市から森町に抜ける峠の途中で
暗くなりそうなので野宿
山道の途中の小集落

地図で集会所をあてにしてましたが
その手前にいい感じのバス停が

時刻表も見当たらないし
「廃路線?」などと思いつつ暗くなるのを待ってテント設営
明るいうちにテント建てると不審に思う人がいるんで…

で、暗くなってテント設営
7時過ぎると集会所では消防団の訓練が開始

1・2・3・4元気な点呼?
が聞こえてきます

こっちでよかった~などと思ってると
車のヘッドライトが…

バス停の中のテント

差し入れ?
警察?
と思ってると後者、警察でした
「通報があったのでふもとから来た」とのこと

事情を話してお巡りさんはめっちゃ理解してくれましたが
職務上「許可を取ってないところで寝るのを認めるわけにはいかない」
とのこと

連日野宿をしてる身としては
勝手に野宿する分、クレームが入ったらおとなしくしたがう
をポリシーにしてます
(どうでもいいけど)

なのでさっさと片付けに入ります
お巡りさんは「急がなくてもいいよ」とのこと
なんとなく、自分(お巡りさん)がいなくなった後、
残ってても自分はわからないよ~と
黙認を感じさせてくれますが移動することに

とはいえ、山道の傾斜地
集落も小さい
集会所も使ってる

そんなには候補地はない
峠に向かうのも不安だし…

ということで車が行違うスペースの端にテント設営
(行き違えるスペースは残してます
というかほとんど車は通らない)

ちょっと凸凹だけど葉っぱのクッションもあるからいいか?
という場所

まあ、正直通報した人に「何が心配だったのか?」
一言きいてみたい、そんなもやもやのまま就寝

・麻痺
朝起きると寒さで手がかじかんでました

この日は珍しく寝坊
さらにはこの日は長い距離進みたかったので
朝食もとらず出発

この日の手のかじかみはひどい
と思いつつ、標高600mほどの峠をクリア

峠の夜明け

ところがだんだんあったかくなってきても
右手がおかしい
よくよく確認すると手首が反らない
で、指の力も入らない

おかしい!!

さすがにビビりネット検索
(便利ですね~)

すると橈(とう)骨神経麻痺という症状にピッタリ

これだ~

寝ている間に二の腕当たりの神経が圧迫され起きる麻痺
手首が下がることから「下垂手」ともいわれる

でも治療法はない
ほっとけば1~3か月で治るらしい
ということで病院にもいかず
様子を見ることに

これでも手首をあげようとしてます(笑)


不器用が拍車がかかり、
ちょっとしたことでもうまくできず
イライラはあるものの
幸いにも何とか日常生活は送れそう

最悪このままでも生きてはいけるなぁ
とおもいつつ、早い回復を祈っています

・道悪
静岡県に大雨の被害をもたらした
台風15号の影響があり、いろんなところで通行止め

グーグルマップと現地情報をたよりに進みます

実際、その前の日も島田市内で大井川を上るときも
通行止め表示

大井川沿いの通行止め

このときは歩行者のう回路が書いてないので進んでいくと
地元の方からこの先は通れないと
抜け道を教えてもらい事なきを得ました

で、この日もグーグルマップをたよりに進んでいくと
左は下り(県道でない)、右は登り(県道)というポイントに
ナビは下りを示してます

徒歩では問題ない箇所も

一応、未舗装路は嫌なので自転車ルートも検索すると
やはり左

まあ何とかなるだろうと思って左へ

川になってる、道です

ところが
未舗装の林道が数キロ

ガレ場

しかもこの旅一番といっていいくらいひどくて長い未舗装路

手のマヒが判明しへこんでいるところに道悪のおいうち
マジでへこみました

かといって引き返すには道悪の登り
(この日は峠からの下り基調の日)

さらに、最後の最後で
土砂崩れ?
その復旧の工事現場?
マジで進めないかも?
みたいな場所へ

ラスボス


工事の方に聞くとこの先は大丈夫とのこと
どろどろになりつつ難関をクリア


いろいろあった1日でした
通報がきっかけともいえる1日
悪路のことも余裕があれば県道に行き、避けられたかも?
なんて思います

でも、これもあとから見ればいい経験!
そんなふうに思える自分でありたいですね~

◆富士山
静岡県、山梨県の富士山天国

天気の良い日ぱかりではないものの
雄大な富士山堪能できました

三島市内朝日の富士山


裾野市あたりから


富士山山肌に水墨画の山の絵?


朝日を浴びる富士山


道志みちから


山中湖と富士山


カートと富士山


夕暮れ前の富士山


富士山から煙?(笑)


紅葉の本栖湖からの富士山


牧之原台地から
茶畑と富士山

西伊豆からの富士山や
富士川からの富士山など
見られなかった富士山もたくさん

でも、これだけ見られただけても
十分な元気いただいきました

どこからでも絵になる
ほんとに富士山は日本一の山

◆出会い
今回も素敵な出会いに恵まれました
写真撮り忘れやNGも多々(笑)

この後、お酒もご一緒♥
松崎町名物なまこ壁前で
長泉町でわざわざ差し入れ取りに
元気もらったとウレシイお言葉
コンビニで応援いただきました
かっこいい車のオーナーから応援
青木ヶ原樹海で、ピンボケはそのせい?
あれもこれもとたくさんの差し入れ
由比の魚屋さん、マグロサイコー
コンビニで差し入れ
ハイキング?中の先輩がたと
トトロも(笑)
パチンコ屋さんの前で
ミカン🍊山程いただきました
ブラックサンダーの社長から

今回も素敵な出会い満載
これがあるから旅してる、
そんな感じです

出会いがあまりない日もありますが、だからこそ素敵な出会いに感謝できると思います




出会い富士山

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