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薬剤師転職者インタビューvol.3〜気持ちがついていかなくなった時の転職活動〜

こんにちはアスアス社長の大前です。
今回は当社が転職をお手伝いした
薬剤師さんへのインタビューvol.3です!

転職に至るエピソードや、
職場を選んだポイントやぶっちゃけ話し等、
みなさんの参考になる話しが盛りだくさんです。

・インタビューしたのはこんな薬剤師さん


・薬学部入学から就職までの流れ

薬剤師になった時からお話すると、
高校生の時には理系に
進みたいということと、
何か力をつけて世の中に貢献したい
という気持ちが強くあったので、
親の勧めもあり薬学部を選びました。

ドラッグストアチェーンに入社したのは、
ただの調剤薬局の薬剤師を
やりたくないと思ったからです。

勝手なイメージで、
お医者さんから一方的に指示をされて、
調剤をやるものと考えていたので、
OTCも取り扱える会社に入社しました。

入社してみて、
仕事面や薬に関する知識面など、
とても勉強になることが多く、
社会人としての基礎が
学べたと思います。

先輩に
「汗水たらすまで働いたそこにしか見えない景色がある」
と言われたのを覚えていて、
頑張ってみようと
仕事に励んでいました。

その時代に知り合った方々との関わりは
いまだに続いていて、
いまも定期的に合って
お話しさせていただく仲なので、
大事な期間でした。

・仕事の疲れが出始める

仕事をバリバリこなしているうちに、
自分の心に変化がでてきました。

私としては患者さんの悩みや、
業務の悩みがあれば
お互いサポートしようという考えで、
薬局全体として問題を
解決したかったのですが、
周りの方々はそういう考えではなかったようで、
自分の範囲をしっかりやる
という感じでした。

せっかく薬剤師になったんだから、
医療人として力を発揮したいとも
思っていたのですが、
そこにも賛同してくれる人がおらず、
効率重視の業務内容と
葛藤していました。

勤務時間も朝8時から
遅いと22時くらいまでのこともあって、
自分に余裕がなくなる場面がでてきました。

学生時代から、
ずっと部活動や勉強を両立していたので、
休むという感覚がなかったのも
ちょっとまずかったようで、
作業中の集中力が切れる場面が発生してきて、
ある日気づいたら、
帰り道に涙が溢れてきたんです…。

そうなるとほとんど毎日、
涙が出てきて…
でもなぜか仕事場では
普通に作業できているみたいで、
誰にも気づかれませんでした。

これはやばいと思い、
病院に行くと、
メンタルの症状を診断されました。

職場の方は元気に働いていると
思っていたようで、
休職したいと申し出ると
とても驚いた様子でした。

・転職活動まで

休職に入った瞬間は、
本当に何もできない状況になっていて、
ベッドから動けないような
そんな感覚がありました。

しばらくするとだんだんと
動けるようにはなったので、
徐々に転職活動をはじめました。

転職の際には、
大手はやめようと思いました。
言われたことを押し付けられたり、
効率重視だけの働き方は
合わないと思ったからです。

薬剤師以外の仕事もしてみたいと思い、
検討していました。
お客さんとも社内の人とも、
もっとコミュニケーションを取りながら
働ける仕事がいいなと思いました。

そこで知り合いから紹介をしてもらい、
転職エージェントのアスアスさんに
相談したところ、
まずは転職活動を本格的にやらずに、
体力の回復と情報収集から
始めようと言われました。

週に1度くらいのペースで、
雑談を交えながら面談を重ねて、
数ヶ月経ってから、
実際に求人を検討し始めました。

相談する中で、
今の状態で違う職種に就くよりは、
まずは社会復帰を目標にすることと、
年収面も担保した方がよいと考えたので、
ゆったり働ける中小規模の
薬局をメインに受け始めました。

働くだけの人生ではダメだと思い、
勤務時間も少なめであることと、
細かいポイントですが、
調剤室が狭いのも嫌だったので、
広々とした薬局を探しました。

・面接対策データ

・現在のご就業先に決めたポイント

面接の時の雰囲気がとにかく良くて、
社長さんが面接官ではあったのですが、
店舗で働く人達の話し方や
様子もチェックしていて
柔らかく話している様子があったので、
好印象でした。
孤立していそうな人もおらず、
みんなが助け合っているように見えました。

何社か受けてみて、
他の内定先では実際にパートで
試しに2週間働いてみたり、
現職の薬局も面接の後に、
再度面談を組んでもらって、
ゆっくり話したりして、
通勤面や雰囲気、条件を
加味して入社を決めました。

・実際に働いてみてどうでしたか?

実際に働いてみて、
雰囲気はやっぱり良くて、
安心して働いています。

若い人が少なくて、
少し不安ではあったのですが、
その分とても大事にしてくれる
感覚があって、
私は協調しながら
働きたいという気持ちがあったので、
とても嬉しいです。

休憩時間に先輩がお菓子をくれたり、
なんか平和でいいですね。
体調の異変にもよく気づいてくれて、
勤務中にも休みをいれてくれたりとか、
前職では全く気づかれなかった
環境とは全然違うんだな
と思いました。

ただ、私は休むのはちょっと悔しくて、
奥でしょんぼりしながら
休んでいるのですが、
その姿を見てまた励ましてくれたり、
どれだけ優しいんだって
思ってしまいます。笑

土曜日なんかで
人が少ない時があるんですが、
人手が足りないってなると
先輩が社長に連絡してくれて、
社長も薬剤師なので、
現場に応援で入ってくれます。

できないことを人のせいにしないで、
対応できるのがありがたいです。
前職では人数が足りないときは
気合いで頑張れという風に
しか言われなかったので…笑

・担当コンサルタントの印象はどうでしたか?

友人が転職コンサルタント使っていて、
そのコンサルタントさんは
履歴書を面接ウケが良いように
勝手に添削して直されたり、
受かった薬局があれば、
すぐに入社を決めてほしいと
急かされる感じだったと
聞いていたので、
ちょっと不安だったのですが、
アスアスさんは私の体調をみながら、
のんびりペースで慎重に
取り組んでくれましたし、
職場見学も一緒に来てくれたりして、
ありがたかったです。

転職を始めたときは、
家に引きこもっていたので、
雑談も含めて一緒に
話してもらえるのが嬉しかったです。

求人も自分では探せないものも
あったと思うので、
利用してよかったです。

・今後の展望

薬局で働きながら、
趣味もたくさんあるので、
いろいろ空き時間で
やってもいいかなと思っています。
趣味か副業かわかりませんが、
無理はせずに自分の楽しめる範囲で
やっていきたいです。

今の職場は患者さんと
話すことも多いので、
薬剤師としてだけでなく、
個人としてもいろいろな話しができた方が、
喜んでもらえるかなと思っています。

・転職者へメッセージ

やりたいことを徐々にでもいいので、
はっきりしていけば、
いつか道は開けると思いますので、
悩んでいる人にも
頑張ってほしいなと思います。

私自身は、体調も崩してしまって、
何もできない状況で、
0からのスタートだと思っていました。

時間はかかりましたが、
自分のやりたいことを大事にしながら
一個ずつ積み上げていって、
良い転職もできたので、
例え自分にマイナス要素があっても
やりたいことにちょっとずつでも
近づいていくことが大事だな
と思っています。

だれにでも悪い時期も
あるかもしれませんが、
私もなんとかなったので、
希望を持ってほしいと思っています!

最後まで見ていただき、感謝申し上げます。
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転職活動にお困りの薬剤師さんが周りにおりましたら、
誠心誠意アドバイスさせていただきますので、ご相談ください!


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