Yoshi

元大学職員(中堅私立大学)、元大学非常勤講師(中堅私立大学)、元日本語講師(小学生・ベ…

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元大学職員(中堅私立大学)、元大学非常勤講師(中堅私立大学)、元日本語講師(小学生・ベトナム)、元塾講師(中学生)、元予備校校舎長(高校生)、そして 今、会社員(法務担当) あらゆる年代に伝えてきた言葉や参考にしたメディアを紹介していきたいと思います。

マガジン

  • 好物至言ー入門

    何かに迷い、悩み、何をしたら良いのか、どう考えたら良いのか分からないとき、状況を変えるきっかけにある言葉を紹介します。

  • 詳説之解ー入門

    面白いと思ったマンガ、アニメ、映画、小説、書籍など 色々な人と話をして、何か意見を求められたときや相談をされたときなどに参考になると思います。

最近の記事

胸が熱くなる作品を読みたいなら

リアルタイムで読んでいたわけではなく、 マイブームで、「職業モノ」の作品を読もうと思った際に、 たまたま手に取った作品です。 ある意味、王道な展開から始まりますが、 最後まで読み切ればドキドキハラハラが止まらないと思います。 この作品以外にも原作者の作品を色々と読みましたが、どれも胸が 熱くなるような作品ばかりです。と同時に、 ある共通点が浮かび上がります。読めば、誰でも感じることです。 全然悪い意味ではありません。むしろ、この作者の個性だな(笑)と 思いま

    • 整数と偶数の数が同じことがありうる_

        「QED-証明終了-」というマンガの中で、 無限集合という概念の中では、 「整数」と「偶数」は「同じ数だけ無限に存在する」ということを知りました。 一見すると、整数の中に奇数と偶数があるので、整数と偶数を数えたら、整数の方が多いという風に考えるのが自然だと思います。 これみたとき、昔見たドラマ「エジソンの母」で「1+1は何?」ていうシーンがありました。主人公は、ミカンを例にして、1も分割できる、1+1は3にも4にもなるんじゃない?ってことを言ってました。  中

      • 「戦争」と「戦闘」の違い

        メディアで憲法9条を取り上げる際、 軍事力の保有が「戦争の引き金」となるのか「抑止力」となるのか という議論がよく行われます。 僕たちのほとんどは戦争を経験しておらず、日本にいる戦争経験者の体験を聞いて、「戦争」をイメージします。ただ、その戦争というのは「第二次世界大戦」であり、歴史上二度しか起きていない世界大戦です。 そこから、約80年経過した現在、あのころの戦争の様式も規模も全く異なるものになるでしょう。 言ってみれば、歴史物の作品に登場する戦国時代のようなもの

        • 僕たちは、何と闘っているのか?

          「宇宙兄弟」でも同じような台詞がありましたよね。 「敵」とは、ここでは自分に害をなすもの、を意味すると考えます。 自分が自分を傷つける、自分が自分を苦しめる、自分が自分を悲しませる、自分が自分の足を引っ張る そんなこと望んでする人は少ないはずです。ただ、結果的に自分が自分の敵になってしまうことはよくあります。「そんな行動をしなければ」「そんなことを言わなければ」「そんな風に思わなければ」・・・きっとこれら全てが敵である自分自身がしたことでしょう。 自分のことだから深く考

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        • 好物至言ー入門
          3本
        • 詳説之解ー入門
          1本

        記事

          謝罪より感謝の方が意欲が高まる

          仕事で失敗をして、周りに迷惑をかけることが多々あります。そのたびに謝罪して申し訳ない気持ちから焦りを生み、更なる失敗を生み出すという悪循環に陥ることもしばしば・・・・ そんな状況から抜け出すためにどうすれば良いのか?と考えるとまた気持ちが沈みがちになります。 なので、謝罪もしますがそれ以上に感謝を述べることを意識しています。不思議なんですけど、申し訳ない気持ちでいっぱいになると動きが鈍るんですが、感謝の気持ちをもって恩に報いようと思うと、体がよく動くようになるんです。

          謝罪より感謝の方が意欲が高まる

          根拠のない自信も、時には役にたつ

          自分のやりたいことをやるために、他人から求められることをやろうとしていますが、 やろうとすると、どんどん自分のやりたいことから遠ざかっていくような感覚を覚えています。 これが矛盾というやつです。 仕事において、成果や結果のみならず、取り組み方も求められることがあります。 今は、色々と上手くいかないことが続いていますが、これを乗り越えることが出来れば、 これまでの自分とは別の自分になれると信じて、いまは行動します。 絶対に乗り越えられると信じているわけではありません

          根拠のない自信も、時には役にたつ

          報連相の基準を作ってほしい

          先輩ないし上司に相談すると、上の人から「俺は聞いていない」 と言われる始末 ルールとして、あるのは良く分かるんですが・・・・・報告・相談の基準 って、人や組織によってマチマチな気がするんですよ。 長い付き合いなら、阿吽の呼吸で理解できることもそんな付き合い が長くないと分からないことも多い。また、仕事上、自分で判断する ことが求められることも多いから、余計にたちが悪い。 法律みたいに明文化してくれたら、どれだけ有難いか・・・・・ ただ、そんなこと出来るわけない

          報連相の基準を作ってほしい

          バレンタインの思い出

          もらった記憶よりもあげた記憶の方が多い気がする。 チョコではなく、他の品を・・・・・ 当時はたかられていたと思っていたが、 海外では男性が女性にプレゼントを贈ることが主流だと知って、 「なるほど、自分は海外派ってことね!?」って思うことにした。

          バレンタインの思い出

          賢者は歴史から学ぶのか?

          よく「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉で引用される名言です。もう一つ有名な言葉として、「目下の大問題は、演説や多数決ではなく、鉄と血によってのみ解決される」というものがあります。  この言葉から  「鉄血宰相」 と呼ばれるんですよね。正解を導く人あるいは、愚者の対義語として「賢者」という言葉を持ってきて、自分の経験に対する対義語として「他人の経験=歴史」という言葉に置き換えているんですね。 面白いのは、この言葉に対しては、色々な人々が意見を述べている

          賢者は歴史から学ぶのか?

          「熱意と目的を持たない子供への教育」について考える

           仕事やプライベートを問わずに教育に携わろうと思ったのは、東ティモール独立直後のドキュメンタリー映像を見て、 熱意も目的も持たない自分が勉強できる環境にあるのに、熱意も目的も持っている子供達が勉強できない環境にある現実を許容できなかったから。  そこから、自分に出来る範囲で行動しようとし、知識や技能が必要だと感じて努力をするようになってきました。  最近は、タイトルにもあるように「かつての自分」のような子供が大半なはずで、そんな子供の悩みに応えようとすることも、大事な教育

          「熱意と目的を持たない子供への教育」について考える

          先入観を憎み、作品を憎まず

          今、巷で話題の「大怪獣のあとしまつ」についての考察です。 内容には触れません。賛否を生じた要因について考察してみました。 タイトルにも書きましたが、「シン・ゴジラ」という作品の存在がこの映画を観ようとしていた人に「先入観」を植え付けていて、結果的にその先入観から期待した作品ないし作風とは全く異なるものであるという印象を与え、批判に繋がったと考えました。 おそらく、そういう一種の「勘違い」を生み出すことも予告の作り方から見て、狙いにあったのだと思いました。なので、この賛否が

          先入観を憎み、作品を憎まず

          誰だって、いつだって幸せになれる

          毎日朝から晩まで肉体労働に勤しむ人から話を聞く機会があり、  しんどい思いをしながら、毎日夜遅くまで仕事をしているそうです。  「自分が同じ立場なら、とても続けられないな」という仕事を続けて  いる人に対して、  「最近、嬉しかったことは何ですか?」と尋ねました。 その人は、 と言ってくれました。 自分の仕事内容がどうとか、給料がどうとか、周りがどうとか、 関係ないみたいです。ただ、毎日目の前の仕事に集中してこなし、 美味しいジュースを楽しみながら飲む日々も

          誰だって、いつだって幸せになれる

          きっかけを与えることを教育という

          人にモノを教えることは出来ない。 彼が自ら気付くよう手助けができるだけだ            byガリレオ・ガリレイ 一瞬、アンジェ・ポステコグルー監督?って思いました。 いつかは、データのようにその人の記憶や知識をダウンロードしたりコピーして分け与えたりすることが出来る日が来るかもしれませんが、現時点では、ガリレオのいう通り、自分の持っている知識を直接誰かに与えることは出来ません。与えようとする行為を「教える」というのでしょう。つまり、結果ではなく、過程や状態を指

          きっかけを与えることを教育という

          「実力」とは・・そして、それを試す 最初の場が受験

            受験を控えた、そして受験を終えた全ての受験生へ このマンガは、広告業界で働く人達や美大を目指す学生、あるいはモデルやアーティスト として活躍する天才たちが登場する「仕事」のマンガですが、 この1シーンの言葉の原点は受験にあるんじゃないかと思っています。こういう経験は多くの人が受験を通じて初めて経験し、 ある人は泣き、ある人は喜ぶ、そんな混沌とした空間の中でただ一つ真理としてそこにあるものは、この1シーンで神谷雄介が放った一言に尽きます。 そして、この後に彼が後

          「実力」とは・・そして、それを試す 最初の場が受験

          結局求めるものは「再現性」

           最近、確率統計の本を読んでいます(高校生の頃は、数学ⅠとAで数学から卒業しました)。  大学生向けの優しい入門書らしいのですが、「場合の数」という聞いたことのある単元に、「Σ」とかいう聞いたことのない記号をブッコみやがるんです。今でもよく分かっていませんが、なんとなく読み進めています。  最初の方は、簡単なたとえでサイコロとかコインの確率なんかで説明してくれますが、その説明から∑が入ってくるから簡単な内容が難しく感じるんです。いや、サイコロとかコインなんだから、∑使わず

          結局求めるものは「再現性」

          痛みの許容量は増えるのか?

           身体の痛みは異常を知らせるサインであり、これ以上を無理をしないようにするためのブレーキになる。また、心の痛みも体の不調となって現れる。これも、同じ役割を果たすだろう。  ただ、この痛みに対して耐性がついてきたのか、慣れてきたのか、痛みを痛みと思わなくなってきている感覚がある。特に、心の方は・・・・  幼少期の頃であれば、外見の悪口を言われて、心が傷ついた感覚が残り、また、他人の悪意に対して感情的になることもあったが、今はそれに対してなんとも思わなかったり、笑って受け流せ

          痛みの許容量は増えるのか?