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トイレットペーパーの危機

コロナ初期のトイレットペーパー売り切れ騒動をきっかけに、株主優待としてトイレットペーパーをくれる銘柄をいくつか持った。コロナ騒動以前から「東京防災」などの推奨に従って、備蓄が常に30ロール以上はあったから、トイレットペーパー売り切れ騒動でも実際に困ったわけではないのだけど、リスク管理ってことで。
製紙業界は薄利な上に急速に進むIT化の煽りで斜陽業界だから、投資先としてはイマイチ。トイレットペーパー代より大きなマイナスも覚悟の上だ。冷静に考えたら「もっと利益が期待できる業界に投資して、普通に店で買えば良いじゃん」って話だけど、売られているものが無くなる、というのはそれだけのインパクトがあったのだ。

で、2020年5月から株主優待としてトイレットペーパーなどをもらってきたわけだが、何社も投資したし、特殊東海製紙のように小売店納品サイズ(12ロール×8パック)の優待もあり、トイレットペーパーを買わずに済むどころか、100ロール以上の在庫になって置き場所に難儀する状態。子どもが友達の家に泊まるときには4ロールパックを持たせ、自分が帰省するときのお土産も、私が鼻をかむのもトイレットペーパー。今年の正月は旅行用ショルダーバッグいっぱいのトイレットペーパーを持って帰省した。引越しを控えて、少しでも荷物を減らしたかったから。

引越しが済んで家の中も概ね片付いて、ふと見るとトイレットペーパーの在庫は3倍巻き6ロールのみ。次に届くトイレットペーパー優待は5月10日頃の共同紙販HD。2022年のように3倍巻き12ロールなら頼もしいが、去年と同じ普通巻ダブル12ロールだと、その次に届くトイレットペーパー優待までに在庫が尽きるかもしれない。共同紙販さん、アルコールウェットティッシュは要らないから、3倍巻きをください。

普通に買いなよ、トイレットペーパーくらい。
と、自分にツッコミつつ、いやいや、備蓄十分で最後にトイレットペーパーを買ったのは2018年とかだよ、私の中でトイレットペーパーは常に家に潤沢にあるし投資先がくれるもの。株価下落リスクを背負ってるんだから今さらお金出して買うのはイヤ。

で、自分の持ってるトイレットペーパー銘柄の含み損含み益の合計を出してみた。6銘柄合わせて5987円プラス。正直含み損と思ってたからちょっと意外。ドラッグストア特売品なら12ロール300円クラスなら20パック買えるわね。
それでもやっぱりトイレットペーパーを買うのはなんか敗北感ある。買わずに済みますように。

キッチンペーパーなら売るほどあるのだけどねえ。3倍巻きロール2本入り1パックにポップアップタイプが80枚×3の1パックに200枚入りが10パック、さらに洗って再利用できるタイプのが40枚×2パック。これから来る株主優待にも入ってくるだろう。でもキッチンペーパーをトイレットペーパーにするわけにはいかないし。