見出し画像

片付けられない人の反省

子どもの頃から片付けができない私は、時間があれば読書ばかり。変なところで合理的なので、やってもやっても果てのない「掃除」「片付け」より、成果が見えて残る勉強や仕事に時間を割くべき、みたいなこともずーっと思ってた。

さて、このたび11年ぶりの引越しで、捨てながら梱包などを進めている中で思い知らされる、「片付けられない人が温存しつつ最終的に捨てる」あるあるをいくつか。

読みかけの本

読む気満々でお金を出して買ったのに最後まで読まない。あるエリート同僚が「買うと読了が無期限で読まないから図書館で借りる」とまで言ってくれたのに、長大なシリーズの一冊目を買って、最初の10ページくらいで止まってる。他にも読みかけて放置の本が多分10冊くらいある。
類似品に、後で作りたいと思った手芸や工作が載ってる雑誌、今後の読書の参考にしたいブックガイドが載ってる雑誌、など。もちろん、作る時間も読む時間も捻出できていない。

蓋付きの空き缶

お菓子が入っていた可愛い缶。ビーズやボタンを入れるのにぴったり、なーんて思うのだけど、思うだけ。整理収納アイテム自体がゴミとして部屋を散らかす。そもそも中が見えない缶は片付け下手には不向き。

古着

猫は毛繕いして胃に入った毛玉を吐く。食べ過ぎても吐く。そんな時の掃除や台所の油ベトベトなところの掃除に、木綿の古着や古タオルを切ったウェスが大活躍。
なんだけど、ウェスに切っておく時間がなくて、そのまま積み上げている。

痩せたら着る服

これは私じゃなくて家族。痩せたら着ようと思ってしまい込んでたらカビが生えたと泣く泣く捨ててた。私は体重は20歳の時と比較して数kg減でキープしているし、ウェストが入らなくなった服や加齢で似合わなくなった服はどんどんリサイクルやジモティーに出している。引越しは良い機会なのでもうちょっと減らす。

微妙な衣類小物

服は捨てても小物は残る。スカートに付いてきた使い回しにくい細いベルト、微妙に履き心地の悪いパンプス用フットカバー、袖を上げておくクリップ的なあれ、短くて使いにくいミニストール、海外旅行で外貨を入れておこうと思ってたミニ財布。
なんかに使えるかも、と取っておいたけど使わないし、この先も一生使わない。必要になってから買ってもせいぜい3千円だ。

ハンドメイド材料と道具

半ば押し付けられるように持たされたミシンがある。ミシンを広げるスペースを作るには片付けないといけなくて、引越してから開封してない荷物の一つである。他にも、いつか何か作る、と親戚が持ってたけど手作りを断念して母に押し付け、さらに私が引き取った布やら毛糸やら。これらもほとんどが眠っている。
これで何かを作ることは絶対に無い、と判断できるものは捨てたが、総量はまだかなりある。
いっそミシンも含めて全部捨てて、手作りできる時間と気力を確保できてから道具と材料を買う方が合理的なのかもしれない。

株主優待品

物でもらえる株主優待品、不要なものは人に譲ってきたし、消費ももちろんしたけど、腐らないし必需品だし、と持っているキッチンペーパーやトイレットペーパーが地味にスペースを取っている。あと、ウェットティッシュがあっちこっちから発掘される。あまりにも発掘されるので、売主さんにも差し上げた。雑巾がわりにじゃんじゃん使ってるので引越しまでには消費できる、かも。

中くらいに大事な書類

確定申告用のあれこれとか、学校関係の引き落としの書類とか、捨てない方が良いけどいつまで取っておこう?な書類が地味にスペースを圧迫する。郵便物はすぐ開封し、明らかに要らない紙はすぐ捨てているのだけど。中くらいに大事でも、スキャナーで取り込むほどじゃないので扱いに困る。中くらいの大事さなので、捨てちゃっても恐らく派手に困ることはない。ファイルケース1個分くらいなので無理に捨てなくても良いかって思ったりもする。

イルミネーション

クリスマスの時にベランダとかに飾る電飾。引越す前、親と同居の時は子どもも小さくて喜んだので、防滴タイプのを買って庭木に飾った。引越しに持っては来たけど外壁にコンセントが無いから一度も使わないまま、今度ゴミに捨てる。

捨てた折りたたみ傘の傘袋

玄関収納に使ってた棚を処分するために中身を出したら、傘袋が6枚も出てきた。そもそも、傘袋って使わないんだよね。吸水布でできた傘カバーを使ってるから。なんで取っておくのよ、こんなもの。