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FIREできるけどまだ働く理由

15年後、50歳でのFIREを目指して蓄財に励んでいる若い飲み友達に、株で資産形成したよ、と話したら聞かれた。

 なんで十分な金融資産があるのにまだ働くんですか?

うーん、何でだろう?

今振り返ると、6年くらい前の段階でFIは達成できてた。
もしかして明日から一切仕事をしなくても経済的には困らないのでは?と気づいたのは3年くらい前。

辞める気は結構前からあって、なんなら入社5年目くらいから、酒の席で仕事を辞めたらやりたいことなんかを語ってた。
 桜前線を追って数ヶ月の旅をしたい。
 国内外の離島を巡りたい
 ザラ場でデイトレしてみたい
 保護犬、保護猫活動をしたい
 たくさん本を読みたい。
 家の中を常にきれいに保ちたい。
やりたいことは山のようにあって、実際に連休中など、家にこもっていても実に楽しく過ごせている。仕事を辞めたら毎日が土日。素晴らしすぎる。それでいてお金にも困らないなら最高ではないか。

 でもまだ働いてる
 不思議

一つだけ、本気で後任を育成しておかないとまずい仕事があって、でも適任がいなくて引継ぎができていないのが気がかりではある。が、そんなことは多分自由な時間を犠牲にして働く理由にならない。
なんだかんだと仕事が楽しいから、なのかな。管理職として自分の思い通りにできているところもあるし。
あと、固定観念や前例に囚われたくないと言いながらも、今までと違うことをするのが単純にめんどくさい。辞表を書いて引継ぎしてPCを返却して退職。いつかはやることだけど今じゃなくても良いか、みたいな。
そうして今日も満員電車に揺られて出社する。辞表を書く方がめんどくさいから。

うーん、なんだか説得力無いな。
もうちょっと考えます、働き続ける理由。