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笑われるのか、笑わせるのか…発信者側の想いの乗せ方

こんばんは。
大里真由です。

タイトルからみて
お笑いの話かと思いきや、
お笑いの話は一切出ません笑

先日、とあるテレビ番組で
日本版ライドシェアについての話をしていた。

一般の人も条件を満たせば
タクシーのようにお客さんを乗せれる
という制度だ。

その中で海外のライドシェアについても話が広がり、
アメリカでは
ドライバーとお客さんの双方が
サービスを利用後に
評価をするという仕組みがあるらしい。

そこで一人のドライバーの話になり、
その人は
「全ての人から5という評価をもらう」
と目標をたてて、
今のところ、結果を出しているという。

単純にすごいと思った。
いろんな人がいる中で
「万人に好かれるなんて無理だ」と
決めつけているからか、
そんな目標をたてるその人も
そしてそれを成し遂げる事も。


『一流の人間力     井上裕之』

この本で、一流になるには
「素直さ」が不可欠であり、
その中でも感謝を伝えることが
最も素直さを表現する、
と述べている。

人を感動させるには
言葉に心を乗せることが大切である。
普段、発せられる「ありがとう」に
どれだけ心を込められるか。
それにより、相手の心を揺さぶり、
人生をより良いものに変えてくれる、と。


スーパーのレジで
その事を思いだし、
いつもより少し顔をあげて、
「相手」に向かってお礼を言ってみた。

私が意識したからかもしれないが、
いつもより優しい返答だった気がした。
嬉しくなって、
どこのレジでも試してみた。

ドラッグストアや本屋、
病院やショッピングセンター、パン屋…

鏡の法則なのか、
返報性の原理なのか、
はたまた私の主観なのか。

何にしろ、私には嬉しい反応だった。


子供の頃から
「相手の目をみて」とか
「心を込めて」とかは
よく言われてきた。

それが大人になってからは
それほど意識して、
言葉にしていなかったかもしれない。


ふと
冒頭のドライバーのことを思い出した。

彼は元々コメディアンで、
乗客を楽しませることで
高い評価を得ている。

ルーティン化された言葉ではなく、
相手の評価にとらわれるでもなく、
相手に自分の気持ちが伝わるように。

なるほど、
確かにそんな言葉をかけられたら、
こちらも「ありがとう」と
返したくなるな、と納得した。


私の尊敬する植松努さんは
無理という言葉をなくしたくて、
難しい宇宙開発に挑んでいる。

まだまだ自分の価値観を
壊していく必要があるなと
改めて感じた。

先程の本の中には
「よい選択は
失敗と検証を繰り返した先にある」
ともある。

自分にとって
よい選択を見つけられるように、
本からの知識や他人からのアドバイスを
素直に受け入れ、
行動と検証を繰り返していこうと思う。


さて、あなたにとって
無理と思っていることはなんですか?

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