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阪神・大山執念のサヨナラ打で勝敗はタイに!ディグプロ11月1日

 9回一死フルベース、フルカウントという痺れる場面で、虎の4番は前日のリベンジを果たしました。
 今回は、11月1日に行われた日本シリーズ第四戦を振り返っていきます。
※以下一部敬称略

阪神対オリックス戦

阪神甲子園球場

18:00プレイボール

スコア 阪神4×-3オリックス

スタメン
阪神       オリックス
1 中 近本   1 中 中川圭
2 二 中野   2 三 宗
3 右 森下翔  3 捕 森友
4 一 大山   4 一 頓宮
5 左 ノイジー 5 二 ゴンザレス
6 三 佐藤輝  6 遊 紅林
7 捕 坂本誠  7 右 野口智
8 遊 木浪   8 左 廣岡
9 投 才木   9 投 山﨑福

 阪神は10月4日ぶり、中27日で才木、オリックスは10月7日ぶり、中24日で山﨑福が先発します。

 前日は、ピンチを迎えながらも耐え切ったオリックスの勝利で終えた日本シリーズ。オリックスが勝てば王手というこの試合で、先に動いたのはまたも阪神でした。
 阪神は1回から近本のヒットにより一死二塁のチャンスを作ると、3番・森下翔。3球目を捉えた打球はレフトへのタイムリーツーベースとなり、ルーキーの一打で阪神が先制します。
 オリックスも直後の2回表に紅林のタイムリーによって追いつきましたが、2回裏には二死一、二塁から阪神・近本が勝ち越しタイムリー。
 2回終了時点で2-1とかなり動きのある試合となりました。

 1点リードで5回裏を迎えた阪神は一死一、三塁のチャンスを作ると、大山がオリックス・比嘉にショートゴロを打たされる間にランナーが1人生還、3-1とリードを広げます。
 しかし、7回に阪神・佐藤輝を襲った悲劇から流れは変わりかけます。
 オリックスの先頭・廣岡の放った打球がサードゴロとなると、これを佐藤輝はファンブル。ここからオリックスは流れを生み出し、一死二、三塁のチャンスを作ると2番・宗。前日にも快打を放っていたクラッチヒッターはここでも6球目を弾き返すと、打球はセンターへの同点2点タイムリーツーベースに。3-3と試合は振り出しに戻ります。

 これでまだまだ分からなくなったゲーム展開ですが、阪神は諦めませんでした。
 同点で迎えた9回裏、オリックスはマウンドにワゲスパックを投入。なんとか突破口を開きたい阪神は一死から近本が四球を選ぶと、ワゲスパックの2暴投により近本は三塁まで進塁。さらに中野、森下翔が満塁策によって敬遠されると、一死満塁の大チャンスで打席には大山。
 空気が震えるほどの大声援が阪神ファンから送られる中、その7球目でした。フルカウントからのインコースにきたストレートを打ち返すと、打球はレフトへのサヨナラタイムリーに。
 この瞬間、試合が終了。阪神が4番の執念打でサヨナラ勝利をもぎ取りました。大山は試合後、

 「プレッシャーなんて毎日ありますから。いつも通り冷静に。あそこで力んでたくさん失敗してきたので。より冷静にという気持ちを持って打席に入りました」。

東スポWEB 2023年11月1日 23:26配信の記事より一部抜粋。

 とコメント。頼れる4番の一撃で阪神が勝敗をタイに戻しています。

勝利投手 岩崎優(1勝)
敗戦投手 ワゲスパック(1敗)

阪神先発の才木。指からの出血でズボンの一部が血で染まるというアクシデントもありながら、執念で5回を1失点に抑えました。
オリックス先発の山﨑福。打撃でも凡打ながらいい当たりを飛ばしていたものの、5回途中3失点と自分の本来の実力を発揮することはできませんでした。
7回、同点の2点タイムリーを放ち両手を上げるオリックス・宗。
9回、サヨナラ打を放ち、拳を突き上げる阪神・大山。
サヨナラ勝利をもぎ取った阪神ナイン。

勝敗

オリックス 2勝-2勝 阪神

まとめ

 阪神が執念の勝利をもぎ取りましたね。また、前日のオリックスと同様終盤は逆転されることなく、最後は逃げ切る形となり、これまた「リベンジ」を果たしたという結果になりました。
 これで、オリックスと阪神の勝敗は2勝2敗のタイに。例年以上に白熱した争いを見せている日本シリーズ、次戦は今季の阪神甲子園球場最終戦となります。この戦いを制するのは一体どちらのチームでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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