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オリックスが大量8得点でやり返し!ディグプロ10月29日

 オリックスが、前日の屈辱を吹き飛ばす12安打8得点で阪神にやり返しました。
 今回は、10月29日に行われた日本シリーズ第二戦を振り返っていきます。
※以下一部敬称略

オリックス対阪神戦

京セラドーム大阪

18:30プレイボール

スコア オリックス8-0阪神

スタメン
オリックス     阪神
1 中 中川圭   1 中 近本
2 二 西野真   2 二 中野
3 捕 森友    3 右 森下翔
4 一 セデーニョ 4 一 大山
5 指 頓宮    5 三 佐藤輝
6 三 宗     6 左 ノイジー
7 遊 紅林    7 指 ミエセス
8 右 野口智   8 遊 木浪
9 左 廣岡    9 捕 坂本誠
  投 宮城大     投 西勇

 オリックスは中7日で宮城大、阪神は9月26日ぶり、中32日で西勇が先発します。

 前日は阪神の打線が爆発、8得点の完封撃によりセの雄が関西ダービー初戦を制しました。
 しかし、これにはパの王者も黙っていられません。0-0で迎えた3回裏、オリックスはこの日9番に抜擢された廣岡のヒット、牽制悪送球によって二死二塁のチャンスを作ると、2番・西野真の捉えた打球は右中間を深々と破る先制タイムリースリーベースに。猛牛の小柄な大打者が試合を動かします。

 これで流れを作ったオリックスは、4回裏に二死一、三塁から野口智、廣岡、中川圭の三者連続タイムリーによって3点を追加。
 さらには7回二死満塁のチャンスで、野口智の代打・ゴンザレスが走者一掃のタイムリーツーベースで3点を入れると、トドメには阪神・大山の後逸によって点が入り8点目。
 前日見せられた光景を今度は相手に見せてやりました。

 我慢のピッチングを見せた宮城大も、この試合のMVP。3回までを被安打1と順調に抑えますが、4回に二死一、二塁のピンチを招きます。点をもらった直後で取り返されたくない場面でしたが、ここはノイジーを三振に打ち取り号叫。
 闘志とユーモアの溢れるピッチングで6回無失点の好投を見せました。宮城大は降板後、

 「初戦をああいうふうな形で負けて、悔しい気持ちもあった。阪神に全部持っていかれることになる。そこはのみ込まれず、できたと思います」。

スポーツ報知 2023年10月30日 5:30配信の記事より一部抜粋。

 とコメント。エースの炎上にも動じず、自分のピッチングをしました。
 7、8回は宇田川-山﨑颯の高身長速球派右腕が制圧すると、9回は小木田が登板。三者凡退に抑えきり、オリックスが日本シリーズ初となる反対スコアでの完封勝利を達成しました。

勝利投手 宮城大弥(1勝)
敗戦投手 西勇輝(1敗)

オリックス先発の宮城大。1度のピンチを気迫で切り抜け、6回無失点の好投でチームをシリーズ初勝利に導きました。
阪神先発の西勇。3回に先制を許すと4回に崩れ、4回途中4失点で自身シリーズ初登板は苦しいものとなりました、
この試合で9番ながら2安打1打点を挙げる活躍を見せたオリックス・廣岡。
最後のアウトを掴み取り、ハイタッチを交わすオリックスナイン。

勝敗

オリックス 1勝-1勝 阪神

まとめ

 第二戦はオリックスが制しました。まさに"リベンジ"という言葉が相応しい試合だったと思います。そして、日本シリーズにおいて、第一戦と第二戦を同スコアの完封折り返しで終えたのは史上初の出来事だそうです。
 一戦目が1-0で二戦目は0-1とかいうケースならあり得そうですが、無かったんですね。驚きです。
 短期決戦では打線が活発にならず、1点を争う試合になるというのがセオリーですが、今年の日本シリーズはその型にハマっていません。どのチームも成し遂げていない日本シリーズのパターンという点で見れば、「破天荒」という言葉を使うこともできそうです。
 1日移動日を挟んで、決戦の舞台は兵庫・甲子園へ。シリーズの行方は誰として知る由もありません。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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