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【勝手に人生相談 No.401】トイレ行きを面倒がる夫 ( 茨城県・80代女性)

▼ご相談内容▼

まもなく結婚50年。91歳の夫は介護中です。

昨年、駅でころんだのが原因で立ったり座ったりがとても困難。

一番の難問は面倒がってトイレに座らないことです。リハビリパンツにたらします。トイレに歩いて行けるのに拒否(素直に行ってくれることも6回に1度ぐらいありますけど)。

私の悩みをご相談申し上げます。

茨城県・80代の女性

▼やまのぼ回答▼

 老老介護は、確かに大変なことだと思います。ご自分のことでも、処理することが億劫になるお年頃。夫のこととなると、なおさら億劫になりがちになることは、十分に理解できます。

 でも、ご主人のお気持ちにも、心をめぐらせてあげてください。

 ご自分のことだといい、思うように動けない苛立ちがストレスになり、あなたに甘えたくなるのでしょう。頼る人は、あなたしかいないのです。

 多分あなたも、ご高齢。明日あすは我が身になるかもしれません。今は、まだご主人の面倒を看てあげられるのです。

 こんな期間は、そう長くはないと思います。

 できることなら、出来る限りご主人の甘えに応えてあげようではありませんか。

 とはいえ、100パーセント応えることはないと思います。ご自分の大変さも、ご主人に分かってもらうことも、大切なことです。

 おめでたく、金婚式を迎えられる、ご夫婦同志です。

 半世紀の間、艱難辛苦を共に過ごしてこられ、身も心も一つになっておられることと思います。

 話し合って、トイレへ行き回数を、6回に2回、3回と、その頻度を増やしてもらうことにしましょう。

 それは、あくまでも、ご主人の運動のために行うことを、改めてお話してあげましょう。そう言ってみて、あなたも、ご主人に甘えてみることです。

 お互い様ですから。

 


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.402】富山県・70代女性のご相談です。「当初から裏切られていた」を、予定しております。

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