【勝手に人生相談 No.399】老人扱いを嫌がる叔父 ( 福井県・50代女性)
▼ご相談内容▼
実家で私の母と姉と暮らす82歳の叔父は生涯独身を貫き、週3回のジム通いも欠かさず、若く見えると言われ続けてきました。
ところが、年始から体調を崩し、痛みもあるのに、老人扱いも介護認定も嫌だと生活を変えようとしません。
気持ちはわかりますが、ケガでもしたらとつい強く制止してしまい自己嫌悪が募ります。
▼やまのぼ回答▼
本当に、叔父さまのお気持ちがわかるのなら、このまま叔父さまのやりたいように、させてあげればいいと思います。
ご自分の老いは、誰よりも叔父さまご本人が、お気づきなのですし、それを認めたくないと、どうにか維持している虚栄心を、真っ向から攻撃されれば、反抗するのが当たり前でしょう。
まずは、叔父さまのお気持ちを、全面的に認めてあげましょう。
あなたが、叔父さまに提言することは、けっして老人扱いではなく、姪としての愛情から発していることを、言葉にして説明してあげる必要もあります。
まず、叔父さんが若く見えるのは、あなたも嬉しいし、誇りにも感じると、認めていることを、言葉にしてあげることです。
その上で一般論として、逃げ道のない老いについての考え方を説けばどうでしよう。少しは、叔父さんの頑固さを、和らげることができると思います。
叔父さんに気持ちだけでは、年齢からくる身体の衰えには、抗えないことを、お話すればいいでしよう。それはあくまでも、一般論だというオブラートに包んで話してあげましょう。
最後に、万が一のことがあれば、叔父さんだけで処理できないことだって起こるのですから。
周囲の人を巻き込む問題でもあることを、慎重にかつ客観的に、心穏やかに説明してあげればいいのだと思います。
まっ真正面からでなく、攻め口を変えることが、説得を成功させるカギでしよう！
イエスバット話法で行きましょう！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.400】静岡県・30代女性のご相談です。「婚約者の家業継げない」を、予定しております。
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