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【勝手に人生相談 No.332】中3のわいせつ被害 今も苦痛 (兵庫県・50代女性)


▼ご相談内容▼

50代の主婦。

中学3年の春に部活の校外コーチにわいせつ行為を受け、今も苦しんでいます。当時、言うなと言われましたが、顔を合わせる恐怖から部活仲間に打ち明け、コーチは来なくなりました。

ただ、母から汚らわしいと吐き捨てるように言われ、取り返しのつかないことになったと絶望して死のうかと思いました。

高校では思い直して普通に振る舞いましたが、好意を持ってくれたクラスメートには恐怖や嫌悪を感じてしまいました。

大学に進み就職して結婚もしましたが、30代の時の同窓会で当時の恐怖や絶望感がよみがえり、心的外傷後ストレス障害と診断されました。

その後も同窓会に誘われるのですが、参加できません。

学生時代、楽しく過ごす輪の中にいたため、全く出席しないことを不審がられています。

悩み苦しむのも終わりにしたいと考えていますが、どうしたらよいかわかりません。

兵庫県・50代女性

▼やまのぼ回答▼

 一番の味方であるべき、お母さまにまで「汚らわしい」と吐き捨てられ、受けた苦痛を共有し、少しでも癒してくれるべく友人たちにも、恵まれなかったあなたに、かけてあげる言葉を、見つけるのに時間を要しました。

 まずは、お辛いご経験をされたことに同情をさし上げ、一日も早くその苦痛から抜け出されることを切に望む一人です。

 そのために、この やまのぼ ごとき一介の老人に、なにができるかと考えました。考え抜いた結果、辿り着いたことがあります。

 受けた行為を客観的に、分析してみることにすればどうでしょう?

 苦痛のあまり、見失っていることがありませんか?

 あなたには、何ひとつの責任もないということです。つまり、あなたが、苦痛に苛まれることがないということに、改めて気付いてください。

 あくまでも、愚劣で最低なコーチの行為こそ、憎まれ非難され、コーチこそが、その罪に苦しむべき人なのです!

 そんな、人間の風上にも置けないヤツのために、苦しむなんて、あなた自身が可哀そうだと思いませんか?

 ところで、苦しみ続けるのも、きれいさっぱり忘れ去るのも、あなた自身だけが、成せる業なのです。誰にもできないことなのです!

 これからは、あなたご自身で、あなたのことを可愛がって生きることにしませんか?愚劣な野郎!のことに費やす時間ほど、生産性もなくモッタイナイことです。

 人生には、楽しいことが満ち溢れています。楽しいことに身を置くことに専念して、これからの人生をエンジョイしましよう!

 苦しむべき者はあなたではありません!よ!



▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.333】埼玉県・60代女性のご相談です。「遠方で独居 90歳母が心配」を、予定しております。

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