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日本の化粧品市場においては、いまだに浸透が正義であり、分子量が小さければ小さいほど良いという信仰があると思います。

でも、その考え方はちょっと危険!というお話です。

確かに、分子量が大き過ぎると、化粧品の成分は、皮膚の表面にとどまってるだけで、気分以外には、大した影響を及ぼしません。

とはいえ、ナノサイズまで行ってしまうと、血管にまで浸透するサイズなので大問題となります。

そもそも、私たちの身体は、数々の関門を通り抜けた物質しか、体内に入れないシステムになっています。

口から肛門までの消化器官は「体外」です。
まず胃の酸で、殺菌や分解がされ、有害なものは嘔吐機能によって吐き出されます。
その後、共生している腸内細菌により、毒素は分解されたりして、腸壁が正常であれば(リーキーガットなどになっていなければ)、怪しいものは体内に吸収されないようになっています。

有害なものは、下痢機能によっても、早々に消化管の外に追いやられます。


毒物などが血管内にると、全身にそれが周り、体が弱るか、下手したら死んでしまうので、これだけの関門が用意されているのです。

そのシステムを飛び越えるのが、ワクチンなどの注射や、ナノ化粧品なのです。

ワクチンが体に悪影響を及ぼすのは言わずもがなですが、ナノ化粧品も変な物質が血管内に浸透してしまうと、悪影響を及ぼします。

例え一時的に肌がキレイになったとしても、体の健康は害するのです。

以前の記事でも書きましたが、地球では最も先進国であると思っているEU諸国では、化粧品のナノ成分は、厳格に管理されています。

書類の提出が必要だったり、承認が得られないと配合できなかったり。

これだけナノ成分の危険性を知っているということです。

ほんといつも思います。

人間の課題は、
・遠くの利益より、近くの利益(デメリットがあっても)を優先してしまうこと。

・地味な「基礎」より、派手な「応用」に興味を惹かれてしまうこと。

・「論理」より「感情」を優先してしまうこと。

・権威あるものに弱いこと。

わたしたち人間には、以上のような癖があると認識しておくだけでも、間違わない選択をする上では大切だと思います。

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