「大事なバイトで寝坊・・・。」
「人との集合時間に間に合わない・・・。」

と、こんな感じで失敗をすることは誰にだってあると思います。
機械でさえバグが起こることがあるのに、
機械よりも難しい構造の人間がミスしないわけがないのです。

僕は、昔から1分でも無駄な時間をすごしたくない、と思う気持ちのせいか、
電車に乗り遅れて友達との集合に遅れたり、
バイトに遅刻したり、セミナーに遅れて行くことがしばしばあります。

その度に、バイトで他の人に迷惑をかけたり、
セミナーで情報を聞き逃したり、
友達と今から遊ぶのにムード最悪でスタートしたり・・・。

この前なんて友達に、
「待たせた分の時給払って。お前と違って俺は忙しいねん。」と言われて、
ほんまに1500円取られました。
お金のない僕にとっては大出費です。

そして今日起こったことは、バスケサークルを運営しているのですが、
僕のミスで体育館が使えなかったのです。
メンバー10人弱に集まってもらったのに、バスケができない。
その上、時間まで無駄にしてしまい本当に申し訳なかったです。

ただ、僕はそれから考えて、考えて、考えて、・・・。
バスケはできないが、せっかく集まってくれたので、
この時間を楽しい時間に変えたい、という思いから、
みんなで家に集まってご飯を食べながら、面白い企画やゲームをしよう、と
考えました。

それが大成功して、
みんながインスタのストーリーで「楽しかった」とシェアしてくれたり、
「また集まろう」と言ってくれたり、楽しい時間が過ごせました。

僕自身も楽しくて、最高の時間にすることができました。

今日のように、
僕はミスを謝罪して、許してもらうのではなく、
他の形でミスを超える努力をしようと決めています。
当然ながら、きちんと心から謝罪もします。

こう考えるきっかけは、2年前のバスケでした。
バスケなどスポーツだけでなく、
ほとんどのモノゴトでよく起こることが大会や発表会でのミスです。

バスケでは、練習通り行くことはほぼないと言われています。
緊張や興奮からいつも通りの動きができないからです。
これが原因でミスが多発します。

そのミスが少ないチームが勝ちやすいとも言われています。
なので、ぼくは、ミスを減らす方法を考えていました。

でも、本番で「ミスをするな」と意識すると、
頭でミスを想像して、実際にもミスが増えます。
これは、脳科学の研究でも証明されています。
僕は、困りました。

そんな時、NBAの監督が言った一言でミス問題は解決しました。
ただただ、すごい、確かに。と納得しました。
それが、「ミスをするな」ではなく、「ミスにするな」なのです。

「このミスにするな」は、
例えば、簡単なシュートを外してしまっても、
リバウンドをとればミスにならない、というもの。

これは、すごい！と驚きました。
ミスをミスにしないようにその後の動きが大事なんだと思いました。
それからは、これはバスケだけでなく、日常でも言えるな、と思い、
ミスにしないように取り戻すことを意識しています。

ただ、この努力はとても難しいです。そう簡単にはいきません。
なので、取り戻すチカラを鍛える必要があります。
そのチカラを僕は日々鍛えています。
些細なミスでも、こういう時はどう取り戻そうか考えます。

「取り戻すチカラ」。
ミスをしたら、しょげたり、もうダメだ、と落ち込むのではなく、
ミスにしないようにそれを上回ることを考える。

ミスの多い僕は、毎日小さいミスから大きなミスまで、
いろんなミスを起こします。

さぁ、今日起こしたミスについて、
どう取り戻せばよかったか今から考えることにします。
今日も一日良き1日をありがとうございました！