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「伝えられる私たち」になるために=親と赤ちゃんの通訳になろう=


こんな講座を開催することになりました。

練馬区の子育て支援者を対象とし、東京から全国へ広げていきたいと思っている講座です。練馬区優先枠の受付が終了しましたので、全国からZOOM参加者を募集します。お申し込みは上記サイトから。

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赤ちゃんの体の中がどんな状態なのか、
どんなふうに外の世界と接しているのか、
どうしてほしいと泣いているのか、わかりますか?

どうしたら、赤ちゃんが、生きているのはすてきなことだなあ、
自分の体って面白いなあ、
もっともっとこの世界のことを知りたいなあと思って、
満足感に浸されながら大きくなっていくことができるのでしょうか。

言葉のない赤ちゃんたちは、
生物としての感覚を基に、自分の生まれた世界を探索していき、
次第に把握していきます。
そばにいてくれる人から学び、ケアをしてくれる人に、
こうしてほしいと様々な方法で伝えます。
その助けをするのが、両親です。赤ちゃんのケアをする人です。

でも、ケアをする人が、赤ちゃんのことを知らなかったら?
赤ちゃんは途方にくれます。不安になります。
生まれてきてよかったの?と叫びます。

赤ちゃんのことを知らない人がとても多い時代になりました。
ネットには、一般的な赤ちゃんのことは出ていても、
自分の赤ちゃんのことが出ていません。
今、自分が困っていることを
本当に解決してくれる情報は見つけられません。
そうして、困っている親子がたくさんいます。

だから、親子に「こうするときっといいよ」と伝える人が必要です。
きっと、それはあなたです。
あなたの言葉が、あなたの親子の理解が、親子を支え、救います。
赤ちゃんのことを親に伝え、
心が伝わる方法を親に教える通訳になりましょう。
京都に日本一の赤ちゃんと親の通訳がいらっしゃいます。

今回、練馬の子育て支援者のために、
一肌脱いでくださることになりました。
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迫きよみさんの講座を京都で受講した、子育て支援者の方々の声です 
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●子育て親子との出会いの場面の中で、心にとめておきたいキモの部分がいっぱいつまった時間でした。子育てを身近に見ながら(ふれながら、感じながら)育つ環境がなくなりつつあって、これまでも課題とされてきたことが、コロナを経た「新しい生活様式」ではさらに難しくなるから、私たち支援者は「獲得方法を具体的に伝えることが必然」ということが心に迫りました。

●親からの相談に対して(お座りが出来ない、おんぶを教えて欲しい、うつ伏せが上手くできない、首座りが遅いのは縦抱きしないから?等)、「なぜそこが知りたいのか?どこに育てにくさがあるのか?」と、子どものカラダと様子、親の色々なことを一つひとつ聴いて見えてくる問題点を、丁寧にひろっていかなければいけないと、改めて思いました。

●今までは「まん丸抱っこ」を言葉ではなかなか伝えにくいもどかしさがありましたが、鎖骨や肩甲骨から腕をまわして動かし抱っこをする方法を学び、この方法だと具体的に伝えることができるので、やってみようと思います。

●赤ちゃんが居ても大人が家事ができるように、また、赤ちゃんが家事を見れるように、床に座って家事作業をする環境づくりをする事なども子育て支援として伝えるべきだ…という、大変な現状がわかりました。

●私たちは、ただのおばちゃんでなければならないこと、ベースを幸せにすること、その2つが心に響きました。ママと一緒に、小さな幸せを感じることができる、寄り添いができる、おばちゃんになっていきたいと思います。親それぞれに合う寄り添いをするためには、声のかけ方、スキルや情報の伝え方など、私たちがたくさんの引き出しを持っていることが必要ですね。

●リフレッシュは、その時はいいけれど、前向きな気持ちが持続しないとの声を聞いています。「玄関を出て10歩のところにある幸せ」に気づき大切にするという言葉が、とても印象に残りました。子どもの幸せは子どもが決めること、ママは、ママ自身の幸せに気づくと気持ちの消化(昇華?)ができて、前向きになれる。支援者は、その幸せを一緒に見つけていくというお話が心に沁みました。

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*本講座は、公益財団法人前川報恩会 令和2年度地域振興助成講座として開催しています。

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