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サイコロきっぷで出雲へ〜初日② 出雲の夜 のどぐろ しじみ 「ツバメヤ」

出雲大社からJRの出雲市駅までは思ったより遠くバタデンで30分ほどかかる。これは博多から太宰府天満宮へ行った時にも感じたあの感じだ。有名神社だから駅からもっと近くかと!

島根のアイドル?しまねっこ
ちゃんと座席に座っていてみんな写真を撮りにくる。なんもわかってない人が隣に座ってみんな写真撮れなくなってたww

5時前にホテルに着いて荷物などを整理して人気の居酒屋「ツバメヤ」に電話して予約時間を確認してみる。5時だと思ってたけど6時だったw。本当に私は数字に弱くて、今回の宿も最初は共立グループのええ旅館を夕食付きで予約してたんだけど、別件の予定を確認をしてた時に間違って1ヶ月先を予約をしていた事が判明!慌てて取り直した時にはもう旅館の予約は満杯でドーミーイン出雲を取ることになったのだ。これで夕食がダメな店だったら絶対後悔するとその時に調べていいなと思った「ツバメヤ」を予約したというわけ。

洒落た店だ

当たって砕けるつもりで5時40分ごろに店に行って早めでも行けますか?と聞いてみるとOKとのことで明るい店内に通される。メニューはもうネットで確認していたので、刺身とノドグロの焼き物、島根牛、そして宍道湖のしじみの酒蒸しを注文する。

島根和牛のステーキ

「のどぐろ」と言えば、私にとっては、島根出身、テニスの錦織君がどんどん強くなって全米オープンで準優勝した時の記者会見で、日本に帰ったら何が食べたいですか?と聞かれ、「のどぐろとかあったら食べたいです」と、言ったことで有名になったと記憶している。

のどぐろ!

それまで、のどぐろは多分食べたことがなくそれで初めて知ったような。そして多分この日までしっかり食べたことはなかったような。。。やって来たのどぐろは思ったより大きくい魚で白身がぷりっとした滋味深い味。流石の高級魚、値段を言うのは野暮だけど3千円ぐらいする。そんなのどぐろとの出会いを錦織圭ファンの私は美味しくいただいた。

大粒しじみ酒蒸し

そして、しじみをたくさん食べる。私の実家の舞鶴でもしじみはよく食べるんだけど、はて、、、島根のしじみは宍道湖でとれるし、、、と調べてみると、

日本に生息している代表的なシジミは、淡水にすむマシジミ、汽水域にすむヤマトシジミ、琵琶湖にしかすんでいないセタシジミの3種ですが、市場に出回るシジミの99%以上はヤマトシジミです。ヤマトシジミは、宍道湖など海水と淡水が混ざり合う汽水域に生息しています。宍道湖は日本一のヤマトシジミの産地であり「宍道湖シジミ」のブランドは全国的に有名です。

宍道湖のシジミ漁業

とのこと。で、出雲でも食べた黒いシジミは汽水域で採れるヤマトシジミ。
調べてみると舞鶴でもやっぱりヤマトシジミは採れるようだ。

というのも、ベルリンオリンピックの銀と銅のメダルを分け合ったという「友情のメダル」で有名な大江季雄選手は私の高校の先輩にあたる。舞鶴時代にお母さんの作ったしじみの味噌汁が大好きでそのお陰で棒高跳びのメダルを取れたのだと大江選手が語ったと学校で教えられた事が忘れられないのだ。そのしじみエピソードについて検索してみたけどどこにも見つけられなかった。でも、私はその授業を覚えているし、高く飛べちゃうほど!しじみは栄養価も高くオルニチンも入ってそして美味しい貝!小さくて食べにくいけど。。。食べねばならない貝なのだ!

ツバメヤでは〆でしじみのお味噌汁も頂いて、島根の名物のお米、仁多米の塩むすびと一緒にいただいた。

お味噌汁は飲みかけw
地酒も豊富でたくさん頂きました。これは、出雲にはあってほしい銘柄!やまたのおろち!

出雲と言えば国譲りと共に国引き神話も有名な話で島根県の上の方の二点を網で引っ張って今の出雲になったらしいんだけど、その国引きのお陰で宍道湖ができてこうやって美味しいシジミをいただけると思うと出雲の神様に感謝ですね。。。
そして人気店のツバメヤさん。予約して本当に良かったです。ごちそうさまでした。

出雲市駅の看板は国引きの場面ですね!

23.2.12~サイコロきっぷ 出雲の旅②


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