『世間の法に染まらざる事
　蓮華の水に在るが如し』

　（せけんのほうにそまらざること
　　れんげのみずにあるがごとし）

　…不染世間法 蓮華華在水

　…蓮が泥沼の中にあっても
　　美しい花を咲かせるように
　　人は汚れた世俗を生きていても
　　それに染まらずに
　　清廉な生き方を貫くことができる
　　という意味

　　※清廉…心が清らかで
　　　　　私欲がないこと

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例えば、
仕事において

職場なり
チームなり
ある集団が

幼稚で
未熟な
言動が発せられる
組織だと感じても

その組織においては
幼稚さや未熟さは
普通であり

何なら
その組織のメンバーたちは

自分たちの組織は
ケジメがあり
責任感があり
向上心があると
認識しているかもしれない

すると
その組織を
幼稚であり
未熟であると
指摘したり

ケジメがない
責任感がない
向上心もない

まるで
“あそび”
や
“サークル”

仕事になっていないと
訴えかける者は

頭のオカシイ者
異端児になってしまう

そんな折
心を保つ際には

『世間の法に染まらざる事
　蓮華の水に在るが如し』


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