みなさんこんにちは。福島の自宅を離れて仙台市内で単身赴任のnock3です。

ここ数年は家事や育児でなかなか音楽をじっくりと聴く時間がなかったのですが、昨年くらいから少しずつ音楽を聴く時間が増えてきました。仙台の部屋では、朝と晩にYouTubeやSpotifyで音楽を聴きながら過ごしています。

昔は音楽の情報源はラジオや雑誌でしたが、今はSpotifyなどのストリーミングサービスがあり、検索履歴などからおすすめの音楽を紹介してくれます。昨日、YouTubemusicで昔良く聴いていたアラニス・モリセットさんの曲がオススメされていたので聴いてみました。

昨年、隣町のTSUTAYAでたまたま見つけた中古CDで『Jagged Little Pill』(1995年発表)が売っていたので思わず買ってしまいました。当時新譜で買ったけど、どこかのタイミングで手放してしまったから、今回は二度目の購入。時を経ても良い作品でした。

今回紹介したいのはこの曲ではなく、YouTubeで見つけた最近の曲、『Ablaze』です。

この曲は今年の7月に発表されたアルバム『Such Pretty Forks in the Road』に収録されています。この『Ablaze』のMVで家族とともに過ごす幸せそうなアラニスさんを見て、私も幸福感に満ちた気持ちになりました。英語は得意ではないので歌詞の意味は分からなかったのですが、家族への愛に溢れた歌だと感じ取ることはできました。アラニスさんの顔がそれを物語っている。

『Jagged Little Pill』から25年。アラニスさんも私も25年という時を経て、お互い家族を持つことになった。私はアラニスさんの大ファンではないし、もちろん友達でもない。でも、家族と共に生きることの喜びというものを、この歌を通して共感できたような気がしています。若い頃のアラニスさんの声も素敵だったけど、今のアラニスさんの声は「成熟」という言葉がぴったり当てはまる。

アラニスさんが家族と一緒に笑い合う動画を見て、「家族は樹木みたいだ」と思った。

若木から成長し、青々とした葉を茂らせ、華麗な花を咲かせた後に瑞々しい果実をつける。その果実の中の新たな種が地上に落ちて、また新たな芽を出す。アラニスさん家族は今、瑞々しい果実である子どもたちをたわわに実らせ、陽の光を浴びて輝いているように見えました。

息子3人でわが家は毎日合宿状態。そんなわが家もアラニスさん家族のように輝いて見えているのかな？今は分からないけど、これから10数年後に振り返ったとき、「ああ、あの頃は輝いていたなー」と思えるよう、今、この瞬間を大切に生きていこうと思います。

おわり