中学生時代の悩み、からの冗談の一つも言えない今
中学生時代の悩み、気分の浮き沈みが激しいこと。
この落差をそのまま表に出してしまうと周りが「えっ」となるので、
できるだけ出さないようする。
どうやって出さないようにするかというと、
常に気分が沈んでいるときの状態でいるように努めた。
気分が落ち込んでいるときにカラ元気を出すより、
気分が上がっているときにテンションを下げる方がエネルギーを使わない。
誰かが授業中に面白いことを言ったとき、
いつもケラケラ笑ってるあの子がとても羨ましかった。
その子は、他の誰も笑わないようなギャグにもケラケラ笑って、
ハードルが得意で、人の気持ちにも自分の気持ちにも素直な子だった。
そんな子になりたかったなぁ。
今日も会社の別れ際、
「風強いから飛ばされないようにしてくださいね」っていう
大して面白くはないけど和みそうな一言を
言いたくなったのになんだか押し殺してしまう。
普段からちょっとした冗談を言いまくっている人ならまだしも。
雨の日に「足元気をつけて帰ってくださいね」がさらっと出てこないような私が
天気を絡めた冗談を気まぐれに言うなんて。
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