nod

意識について

nod

意識について

最近の記事

無意識とは_002(下意識について)

今回は無意識の中でも、下意識について書いてみようと思います。 下意識は、精神分析学の用語であり、無意識と意識のある側面を説明するものです。 この言葉を知ることで、自分自身の意識をより構造的に理解できるようになるかと思います。 また、今後の投稿にもこの言葉を出していくかと思います。 下意識とは下意識とは、我々が直接アクセスしたり認識することのできないものの、 我々の思考、感情、行動に大きな影響を与える精神の層を指します。 (ここでの精神、とは意識と無意識の総体のこと) 下

    • 臨死体験[近死体験(NDE)]とは

      NDE は「Near-Death Experience」の略で、日本語では「近死体験」と訳されます。 「臨死体験」という用語は、この現象をより広範囲に説明するために使用される一般的な用語である場合が多いのに対し、 「近死体験(NDE)」という用語は、この分野の研究者や科学者がより頻繁に使用する、より具体的な用語です。 以下、臨死体験のことを、NDEと呼称します。 NDEについてNDEは、臨床的に死に近づいた人々によって報告された、 変性意識の深い経験です。 NDEを経

      • 変性意識とは_001

        変性意識とは、通常の意識状態とは異なる、変化した意識の状態を指します。これは、トランス状態や変性意識状態とも呼ばれ、 個人の感覚、感情、思考、自己認識が通常とは異なる方法で経験されることを特徴とします。 私自身も、変性意識を定義付けしています。 変性意識とは、無意識領域にアクセスできる状態になった意識のこと ではないでしょうか。 もちろん、 無意識領域に100%アクセスできる状態=変性意識というわけではなく、 無意識領域に少しでもアクセスすることができている状態=変性意識

        • 無意識とは_001

          「無意識」という単語は、精神分析学、心理学、認知科学などの分野でそれぞれ異なる使われ方をされ、多くの概念を持つ。そのため、その定義は文脈によって異なる場合がある。 が、一般的に無意識とは、 個人が直接アクセスしたり認識したりできない心のプロセスや内容を指す。 無意識は、我々の思考、感情、行動と、 互いに大きな影響を与え合う 潜在的な精神的活動の領域と考えられている。 無意識についてのいくつかの重要な側面を以下に記述していく。 無意識の側面精神分析学における無意識 無意

        無意識とは_002(下意識について)

          意識について_001

          「意識」という概念は複雑で多面的なものである。ただ、一般的には「自分自身や周囲の環境についての認識や感覚」と定義されることが多いと思う。 ────────────────────── 意識にはさまざまなレベルや側面があるが、基本的には次の2つの主要な側面で構成されているのではないだろうか。 意識の二つの側面 一つ目は自我意識 (Self-awareness)である。 これは、自分自身を個別の存在として認識し、自分の思考や感情を理解する能力だ。 自我意識を持つことで

          意識について_001