クリスマスソングを語る上で、このアルバムを避けては通れません。
カーペンターズの『Christmas Portrait』。
私がクリスマスソング収集を始めるきっかけになったアルバムです。
リアルタイムの活躍を知りませんが、カレンさんの歌声、本当に素敵。早逝されたのが残念でなりません。
今回紹介する『Have Yourself A Merry Little Christmas』は、1944年の映画『若草の頃』でジュディ・ガーランドさんが歌ったのがオリジナル。
辛い境遇でも、せめてささやかなクリスマスを、というわりと切ない歌です。
いろんな人が歌っていますが、私が最初に聴いたのは、カレンさんのこの歌声でした。

ささやかなクリスマスを楽しもう、と歌うこの曲、米国🇺🇸のシンガーソングライター、アンドリューさんが歌うと、もの悲しさが際立ってますます切なくなる感じ。
でも、この曲のアプローチとしてはこれはこれでひとつの正解かも。
悲しいクリスマスの歌ってあまり好きじゃないですけど、アンドリューさんのこの歌は、クリスマスソングという範疇を超えて、しみじみいいなと思います。